【調査あり】5つのビジネスモデルの基本パターンとビジネスアイデアで経営者が重視しているポイント

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基本的なビジネスモデルの知識は、経営者にとって欠かせない知識です。なぜなら、既に成功しているビジネスモデルを真似したり、海外のビジネスモデルを参考にしたりすることによって、アイデアの閃きを具体的なビジネスとして昇華させることができるからです。
特に、これから新規事業を始めようと考えている場合、事業成功に繋げるためにも基本的なビジネスモデルのパターンを知ることはとても重要になります。
そこで今回は、事業を始める前に知っておきたい5つのビジネスモデルの基本パターンをご紹介します。
合わせて、全国の経営者100人を対象にした「多くの経営者がビジネスアイデアを出す上で重視しているポイント」のアンケートを実施しましたので、いま正にビジネスを成功させたい!とお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもビジネスモデルとは?

ビジネスモデルとは、一言で言うと「儲けるための仕組み」のことを指します。ビジネスモデルでは、事業をやって達成したい目的を定めるとともに、それを達成するための手段を定めます。
たとえば、まずは「天然素材を使ったハンドメイドアクセサリーを販売して、自然から生まれた素材の良さを多くの人に伝えたい」という目的を定めます。それに対して、「ネットショップで全国各地の人に販売する」であったり「多くのアクセサリー作家の作品を仕入れて露店で地元の人に販売する」であったり、それを達成するための手段を定めていきます。
ビジネスモデルを組み立てる上で考えておくべきなのは、「市場および顧客」と「サービスや商品を販売する仕組み」です。先ほどの例で考えると、“ネットショップ”や“露店”といった部分が「市場」にあたり、“全国各地の人”や“地元の人”といった部分が「顧客」にあたります。さらに、自分で作ったアクセサリーを直接お客さんに販売するのか、それとも作家の作品を仕入れて仲介して販売するのかが、「仕組み」にあたります。

ビジネスモデルにはどのような効果があるのか

新しい事業を始めるとき、思いつきや行き当たりばったりで行動すると、その場凌ぎの一時的なビジネスとして終わってしまうことがあります。事業を始める前にしっかりとビジネスモデルを組み立てておくことによって、事業が自分の目的と逸れてしまったり、収益をあげられずに失敗してしまったりするのを防ぐことができると考えられます。

ビジネスモデルの必要性

ビジネスアイデアを実現するためには、それを達成するためにビジネスモデルが不可欠です。また、事業を継続および発展させていくためには、より強固なビジネスモデルが必要となります。思いつきや行き当たりばったりの行動には将来性がともないません。それに対して、5年後や10年後まで考え抜かれたビジネスモデルがあれば、安定して収益をあげる見込みができるようになります。

これはマスト!覚えておきたい5つのビジネスモデルの基本パターン

ここで5つのビジネスモデルの基本パターンをご紹介します。主要なビジネスモデルなのでマストでチェックしておきましょう。

1.物販モデル

物販モデルとは、自分で商品を作ってクライアントに販売するというシンプルなビジネスモデルです。たとえば、ハンドメイドのアクセサリーを販売するのも物販モデルですし、野菜を作って販売する農家も物販モデルです。物販モデルでビジネスをしている企業は、小さいものから大きいものまで世の中に数多くあります。
物販モデルでビジネスを成功させるためには、自社でいかに魅力的な商品を生み出せるかが重要となります。他の企業に負けないような商品で勝負できるのであれば、多くのファンを生み出せるビジネスになるでしょう。そんな物販モデルのメリットは、利益率の高さです。商品の企画から販売まですべて担うという負担の大きさがありますが、価値のある商品を生み出せる自信があるならば、より多くの利益を見込むことができます。

2.卸売モデル

卸売モデルとは、仕入れた商品を仲介してクライアントに販売するというビジネスモデルです。たとえば、アクセサリー作家から作品を仕入れ、それに利益を上乗せしてクライアントに販売するスタイルが、卸売モデルということです。卸売モデルでは、自分で商品を開発する必要がないため、コストが少なくて済むというメリットがあります。その反面、自分で商品を作る場合よりも利益が少なくなるのがデメリットです。
卸売モデルのビジネスは、取り扱う商品の変更が容易にできるなど、利便性の高さが魅力です。商品の売れ行きを確認しつつ、品揃えを調整することができます。その一方で、仕入先からの影響を受けやすいという弱点もあります。仕入先から商品を仕入れることができなくなってしまうというリスクについても考慮しておきましょう。

3.消耗品モデル

消耗品モデルとは、定期的に買い換えが必要となる商品を販売することで、長期的な利益を狙うビジネスモデルのことです。たとえば、プリンターを購入したクライアントにインクを販売したり、電動歯ブラシを購入したクライアントに交換用ブラシを販売したりするのが、消耗品モデルの一例です。
一度購入してもらえたら継続的な収入が期待できる消耗品モデルですが、ビジネスモデルを構築するまでに労力が必要です。クライアントに購入し続けてもらえるようなサービスを考案しなければなりません。また、継続して購入してもらうからには、カスタマーサポートを充実させていく必要もあるでしょう。長期的な利益を見込める分、長続きさせるための工夫が不可欠となります。

4.広告モデル

広告モデルとは、クライアントからの広告を掲載できる場を提供することによって、広告費で収入を得るというビジネスモデルです。もっとも身近にある広告モデルは、テレビ番組です。人気のテレビ番組は、番組の合間にコマーシャルを流すことによって、スポンサーから広告費を受け取っています。このように、なにか影響力のある媒体を持っているのであれば、それを利用して広告費を稼ぐというビジネスモデルを構築できます。
テレビほど大規模な媒体でなくても、広告モデルで収入を得ることは可能です。たとえば、影響力のあるサイトやブログを運営していれば、これを活用して広告費を稼ぐことができるでしょう。また、広告モデルによる収入が主力でなくても問題ありません。他のビジネスモデルと組み合わせるとともに、副収入として広告モデルを取り入れてみてはいかがでしょうか。

5.継続課金モデル

継続課金モデルとは、クライアントに継続的にサービスを提供することにより、定期的に収入を得るというビジネスモデルです。たとえば、月額で料金を支払うことにより利用できる動画配信サイトや、1年ごとに会費を支払うことで特典を受けられるアーティストのファンクラブなどがその一例です。このように、決められたタイミングで収入を得られるという点が継続課金モデルの特徴となっています。
継続課金モデルを成功させるためには、クライアントが離れていかないようなコンテンツ作りが重要となります。できるだけ長く利用してもらうことでより収益を上げられるビジネスですから、継続して支払いをしやすい適切な金額を検討しましょう。いかに解約を防ぎつつ新規顧客を増やしていけるのかが、継続課金モデルの成功にかかっています。

これらのビジネスモデルのパターンのようにビジネスを成功させるには、自身のアイデアを上手に既存のビジネスモデルに組み込んで完成させることが大切になります。では実際に経営者たちは自身のアイデアを考え出すとき、具体的にどんなポイントを重視して、最終的にどのようなことを重要視しているのでしょうか。
今回、全国の経営者100人を対象にした「多くの経営者がビジネスアイデアを出す上で重視しているポイント」のアンケートを実施したので、さっそく結果を見ていきましょう。

多くの経営者がビジネスアイデアを出す上で重視しているポイントとは?

<1位 どんな層の人に受け入れてほしいか>…33%

・ターゲットとなる客層をしっかり設定すれば、より明確なビジネスアイデアが生まれるからに他なりません。(女性・千葉県・59歳)
・重視する層に気に入ってもらい、リピーターとなってもらえるように企画やサービスを考え、提供している。(女性・岐阜県・39歳)
・まずは軌道に乗せることだと考えます。狙ったターゲットから収益を得て、それを元に拡大していきたいです。(女性・愛知県・46歳)

1位の意見では、「ビジネス=クライアントが居てこそ成立するので、まずはターゲットを絞る必要がある」と考える方が多い傾向がありました。ビジネスは自社だけで完結するものではないこともあり、ターゲットを的確に定めてクライアントの中に特定のファンを作りビジネスの安定に繋げていきたいと考える人の声が目立ちました。

<2位 どうしたら長続きする事業になるのか>…32%

・素晴らしいアイデアでも短期ではトータル収入は少なく、その場凌ぎのビジネスでしかないため。(男性・京都府・37)
・一瞬でブームが去るようなものよりも、細く長く、10年単位で長続きするものが理想的です。(男性・大阪府・32歳)
・長く続く会社はそんなに多くありません。そんな中でも少しでも長続き出来るように新しいアイデアを駆使して時代に対応して行く事が重要だと思います。(男性・茨城県・40歳)

2位の意見では、「長期的な利益の獲得を想定して時代にあまり左右されないアイデアが理想のアイデアである」と考える方が多い傾向がありました。また、事業を長続きさせることは事業の信頼感を得ることができ、最終的には利益拡大にもつながると考える人の声もありました。

<3位 事業をやってどんな目標を達成したいか>…19%

・単純に儲かる、儲からないではなく、その事業を行うことで自分はどうなりたいのかを考えるようにしています。(男性・三重県・53歳)
・単なるお金儲けだけでなく、どうやったら世の中が良くなるのかを考えています。(女性・栃木県・35歳)
・生活が便利になったり楽しく感じられる人が増える事業はやりがいに繋がる上に、良い仲間が集まってくる。(男性・静岡県・41歳)

3位の意見では、「たとえ儲けが出るビジネスであっても事業を通した自分の存在が自分の理想の姿になっているか、社会的目標を達成できているかを重視する」の意見が目立ちました。自分がそのビジネスに満足できないことには、いつかは事業自体に行き詰まってしまうでしょう。儲かる・儲からないももちろん大切ですが、その一方で世の中に良いビジネスを生み出していきたいと考える人の声も見られました。

<4位 どんな手段を使ってサービスを成り立たせるか>…16%

・ネットなど手法はだいぶ出尽くしているので、その中でどんな方法がいいか試行錯誤する。(女性・東京都・31歳)
・どんなに良い構想があっても戦術が伴わなければ成功はないと考えています。(男性・東京都・55歳)
・やりたいことを、どうやってビジネスとして成立させるのかを突き詰めて考える。顧客のニーズに応じたものであれば、結果は必ずついてくると思う。(男性・奈良県・41歳)

4位の意見では、「自分のやりたいことが見つかったらそれを成功へ導くための手段をまず検討する」の意見が見られました。近年では特にビジネスとインターネットが切っても切れない関係にあり、手軽に様々な手段を選択できる時代だからこそ「どんな手段でサービスを成り立たせていくか」の点がより重要視されているようです。

まとめ

アンケートの結果から、アイデアの切り口として「的確なターゲットの選定ができているか」「長続きする事業になっているか」などが重要視されていることがわかりました。このようなアイデアの切り口とビジネスモデルを掛け合わせることにより、大きなビジネスは生まれ続けています。
今回は5つのビジネスモデルの基本パターンを紹介しましたが、その他にも世の中には多種多様なビジネスモデルが存在します。自身のアイデアに色んな既存のビジネスモデルを組み合わせて、成功ビジネスを生み出すきっかけにしてくださいね。

参考記事
https://biz-shinri.com/business-model-9926#smoothplay2-1
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20120723/234764/
http://rubymarketing.jp/blog/business_model_10/


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