起業するとなると、大変な額のお金が必要だと思っている人も多いと思います。
マイホームを抵当に入れて、金融機関などからお金を借りて、事業を始めるというイメージもあったりします。
もし事業に失敗したら、財産をすべて失ったうえ、借金返済に苦しむというように思いがちです。
では、実際はどうなのでしょうか。
実は最近はお金をかけずに起業するという方法も結構あるのです。
そのため小資本で起業する人が多数を占めるようになっています。
開業資金の合計の平均は1600万といわれていますが、実際のところ、独立時に資金なしの状態で起業した人が1割以上もいるのです。
そして、50万以下の資金で起業したという人が全体の3割ほどいます。
100万円以下の人なら約半数と言う感じです。
このように100万以下の資金で起業する人が半数に達しているのが現状です。
これぐらいの資金なら独立するつもりの人なら用意することができるでしょう。
だから一般の人がイメージするように、多額の借金を背負って起業するというイメージは現在のビジネス環境から言うと正しくないといえます。
もちろん、事業の種類によっては最初に多額の資金が必要なものもありますので、一概には言えません。
ですが、インターネットを活用してパソコン1台で起業するというのも可能なのが現在の起業環境です。
起業にはリスクが伴いますが、出来るだけリスクを少なくするためにも、最初に大きなお金をかけるタイプの起業は避けたほうが良いでしょう。
例えば、ある商品を販売する事業を始めたいと思うのであれば、先ずはネットショップを開業して、そこそこ売り上げが見込めるようになってから実店舗を持つというようにすれば、大きなリスクを背負わずにすみます。