これから起業するという方はビジネスモデルを考えないといけないわけですが、その際、考慮しておいたほうが良いことがあります。
それは、そのビジネスがフロー型なのか、それともストック型なのかという点です。
ビジネスにおいてフロー型とストック型の2つはどう違うのでしょうか。
フロー型と言うのは、ビジネス自体が一つ一つ断続していて、お客さんとその都度、ビジネスをしていくタイプのものです。
例えば、コンビニをイメージしてみると、お客さんがやってきて、商品を買って店を出ていく、この繰り返しになりますが、お客さんが出て行った時点で、その都度、ビジネスは終了しています。
こうして、それぞれのお客さんと断続したビジネスを通じて、利益を上げていくのがフロー型と言います。
それに対して、ストック型と言うのは継続して、お客さんとビジネスを行っていくもので、定期的に収入が入るタイプのものです。
継続課金されるものがその典型と考えて良いでしょう。
例えば牛乳配達を例にとるとわかりやすいと思います。
毎月いくらといった定額で契約をしていますから、契約が解除されない限りは定期的に収入が入ります。
前記のコンビニにおいても、もし、隣の会社から毎日、ジュースを20本持ってきてくれと言われているなら、それはストック型の契約と言えます。
一般的にはフロー型は収入が不安定であるのに対して、ストック型は安定した収益を上げることが出来るビジネスモデルと言えます。
起業する際には、出来るだけストック型の収益を目指す方向でビジネスモデルを組み立てることが出来れば、安定したビジネスを展開することが出来ます。
このフロー型とストック型についてはビジネスにおいて意識するようにしましょう。