起業する際、一人でするのではなく、ビジネスパートナーと組んで行うという方法があります。
ビジネスパートナーは一人の場合もありますし、複数の場合もあるでしょう。
ビジネスを始めると何かと問題が生じるものなので、信頼できるパートナーがいると安心です。
ですが、このビジネスパートナーがいることが問題の原因になることもあるので、パートナー選びには十分に注意しましょう。
組むべき相手は基本的には自分には無いものを持っている人を選ぶべきです。
お互いにないものという点では、例えば、経験、資金、人脈、技術、営業力、会計の知識、リーダーシップ…など様々なものが考えられます。
お互いに無いものを持っている人が組めば、足りない部分を補いあう関係になり、それだけパワーが付きます。
逆に言えば、同じような相手と組んでも、あまりメリットがないことが多いのです。
例えば、友人同士の関係において、ただ仲が良いというだけで一緒に事業を立ち上げたりする場合がありますが、失敗する確率が高かったりします。
恋人同志などの場合はなおさらです。
ビジネスパートナーとの関係で最も大事なのはお互いの信頼関係です。
これが崩れてしまうと、なかなか修復が難しいものです。
いくら良い点があっても、約束を守るといった基本的なはことが出来ない人とは組まないほうが良いです。
実際、起業した後、ビジネス自体よりも、ビジネスパートナーとの関係に神経をすり減らしているケースもよくあります。