インターネットの世界は日進月歩どころではなく、秒進分歩だなどと言われます。
こうした指摘に象徴されるように、ネットだけではなく時代の流れ全体が早くなっているのは確かです。
流行にしても、あっという間に流行って、あっという間に廃れていく感じです。
これはビジネスでも同様で、いつまでも売れ続けるというのがだんだんと難しくなってきているようです。
開店して人気があったはずの飲食店が気づいたら廃業しているというケースがその典型です。
このように起業しても多くの人が事業を継続できずにビジネスの世界から姿を消していってます。
こうした現代のスピード社会に適応するには、とにかく稼げるときに稼ぎ切るという姿勢が大事です。
稼げているときに、この状態がいつまでも続くと思ってのほほんとするのでなく、限界まで稼ぎ切るという感じでビジネスを行うようにしましょう。
それと同時に、今、稼げている商材なり、方法なりがダメになる前に、新しい商材や方法を作っておくことも必要です。
農業で言えば、Aという野菜を収穫しているときに、Bという野菜を育てつつ、Cという野菜の種まきをするような感じです。
こうやって次々と準備をしておけば、商品が売れなくなったときに焦らなくても済みます。
そもそも、ずっと売れ続けるロングセラー商品というのは、稀なケースでたいていの商品は寿命が来るものです。
商品を市場に投入してから寿命が来るまでのサイクルがどんどん短くなっているスピード社会においては、どんどん新しい商品を投入していくことも求められるのです。