独立して事業を運営していくことはそんなに簡単なことではありません。
その証拠に独立して5年も持たずに撤退するパターンが大半を占めています。
では、独立なんて無理なのかと言うとそういうわけではありません。
比較的独立しやすい分野もあります。
そのうちの一つが大きなくくりで言うと代行業に分類されるものです。
ビジネスモデルがしっかりしていれば、代行業は比較的簡単に独立しやすい分野であると言えます。
事業をしている人にとって頭の痛い問題に人件費の問題があります。
経費の半数以上が人件費だと言うビジネスも少なくありません。
従業員がいないと事業が成り立たないのに、その従業員の人件費が経営を圧迫するのです。
それに一度雇った従業員は簡単に首を切るわけにはいきません。
そう言う意味では人件費をどうにかしたいと思っている経営者は非常に多いのです。
その場合、従業員の代わりに代行業として仕事をしてくれる人がいれば、利用したいと思う経営者は潜在的にたくさんいます。
ですから、代行業と言うのは比較的成立しやすいビジネスなのです。
ただ経営者が依頼したいと思う代行業者になることが先決です。
そのためには質の高い仕事をすること、そしてコストが従業員を雇うより安く出来ることが条件となります。
これらがクリアーできるなら独立して事業化することを考えても良いでしょう。
アウトソーシング系のビジネスは思っているよりも間口が広いものです。
従来からあるサービスと差別化して、新しい切り口でやってみることが成功の秘訣と言えます。