起業するときに必要なものは何か?
これにはいろんな答えが考えられます。
資金を挙げる人もいるでしょうし、人脈を挙げる人もいるでしょう。
その業種での経験や具体的なスキルが一番大事なものだと言う方もいるかもしれませんし、営業力や人材を挙げる人もいるはずです。
ですが、本当に必要なもの、それは売り上げです。
起業して失敗する原因の大半は売り上げが上がらないことです。
逆に言えば、売り上げさえあれば、後は何とかなるとも言えるのです。
多くの起業家は「売り上げなんてやってみないとわからないですよ!」と思っているかもしれません。
確かにやってみて初めてわかるという点はありますが、売り上げ見込みが甘いまま起業してしまったことが失敗の原因になるのです。
だから売り上げが見込めない起業はやるべきではないと言えます。
もし、やるのであれば非常にリスクが高いということを予め覚悟しておきましょう。
では、どうすれば起業時に売り上げを上げられるのか?
起業時の売上は起業時の見込み客の数から大体の数値が予測できます。
つまり、起業時点でどれだけの見込み客を確保しているかということが重要なのです。
まったくのゼロからの起業が如何にギャンブルに近いのかわかると思います。
本格起業の前に副業やプチ起業をして、ある程度、見込み客を確保してから起業すると失敗が少ないのはそうした理由によるのです。
ラーメン屋で例えるなら、屋台でお客がつくようになってから、店舗を構えるべきだと言うことです。