サラリーマン生活は結構大変なものですが、楽な面もあります。
それはサラリーマンと言うのはある意味惰性で働くことも可能だからです。
決まった時間に出社して、決められた仕事をして、決まった時間に帰宅するというパターンの繰り返しで大丈夫なことが多いのです。
しかし、独立すると話は変わってきます。
サラリーマンのように上司のチェックが入るわけではないですから、ある意味自由に自分の予定が決められます。
この自由さが独立の最大の魅力の一つですが、逆に言うとこの自由さが問題になります。
それは、自己管理能力が無ければ、この自由さがあだになってしまうからです。
別に誰からも文句を言われないからと、怠惰に陥ってしまうケースもあるのです。
だから、独立してやっていくための適性の一つに自己管理能力は必須だと言えます。
自己管理能力とは自分で自分自身を律する能力です。
つまり、自分で目標を設定して、自ら行動していくということです。
これが出来なければ、厳しいビジネスの世界で生き残るのは難しいと思います。
もし、仕事が嫌いとか、あまりやりたくないというタイプの人は独立は思いとどまったほうが良いでしょう。
そんなタイプは起業に向いてないと言えます。
独立したところで、失敗は目に見えているからです。
独立を考えているなら、金銭管理も含めて自己管理が出来ているか、セルフチェックしてみましょう。
出来ていないのなら、出来るように努力していくことが企業に向けた第一歩になると思います。