「財産」と言うと普通は金銭的価値があるものを指します。
では、経営者にとって財産とは一体どんなものを指すのでしょうか。
これに対する唯一の正しい答えはありません。
ある人は自己資金がそのまま財産だと言う風に考えたりします。
別の人は「今持っている顧客が財産だ!」と言うでしょう。
また別の人は「いやいや、従業員こそが宝だ!」なんて語るかもしれません。
しかし、経営者にとって本当の財産は自分自身なのです。
自己資金、顧客、従業員…等々を含めて、それを統括している自分自身が財産であるという考え方を身につけるようにしたいものです。
この財産である自分自身の価値は意識的に高めていくことも必要です。
多くの成功している経営者に共通しているのは自分自身への投資です。
そうすることで自分の価値をどんどん高めていっているわけです。
なぜ自分自身に投資するかと言えば、自分自身の価値を高めていくことが成功に直結することを知っているからです。
これから独立をしようと考えているという人も、自分自身への投資は意識的にするようにしましょう。
多くの成功者はそうやって自分自身に投資するのが最も効率の良い投資だと語ります。
そう言う声には真摯に耳を傾けたいものです。
要するに起業する時点で自分自身と言う財産をいかに高めておくかが、成功の確率を高くしたり、低くしたりするということです。
これは一朝一夕では叶わないので、普段からの地道な努力が必要です。