サラリーマンと独立開業した人の違いはいくつかありますが、その中の一つに税金の問題があります。
税金はお金を取られるわけですから、あまり嬉しいものではないでしょうが、事業をする上では避けて通れないものだと言えます。
独立した人にとって税金のことは常に頭に置いておかないといけないことです。
税金はいろいろとややこしい感じがしますが、基本的な仕組みはわりとシンプルなものです。
大雑把に言うと、売り上げから経費を引いたものに税率を掛けた額が税金ということになります。
そうなると税金の支払額を少なくしようと思えば、経費の額が重要なポイントになってくることがわかると思います。
ですから、独立してビジネスをしている人は、どんなものが経費に当たるのかを理解しておく必要があります。
思っていた以上に利益が上がる場合は、経費を使うようにするというのも一つの方法です。
そうやって利益を圧縮するわけで、多くの事業者が行っている節税法と言えます。
その前に経費になる費用と、ならない費用の峻別をしておかないといけません。
一度、時間があるときにどんな費用が経費になるのか勉強しておいたほうが良いでしょう。
そうやって勉強してみると、今まで考えてもいなかった費用が実は経費にできるということもあります。
例えば、自宅をオフィスにして独立するというのはよくあるパターンですが、オフィスにしている部屋があるなら、賃貸住宅の場合、全面積から、オフィスにしている部分の割合を出して、それに家賃を掛けた額を経費にすることもできます。
こうやって経費を積み重ねてみると結構バカにならない額になったりするものです。