就職先を探す場合、絶対に避けたい会社の筆頭格にあげられるのが、いわゆるブラック企業。
知らずに入ってしまって後悔している現役社員もたくさんいるでしょう。
ブラック企業の特徴の一つは社員の定着率の悪さ。
問題のある企業の場合、さっさと見切りをつけてやめる人が多いのです。
確かにどんどん採用して、次々にやめていくような会社にいると一生を託せる会社ではないと思う方が多いでしょう。
しかし、ブラック企業は薄給で無茶苦茶働かされるわけですが、それだけ働くことでビジネス力が付いてくるという側面もあります。
ぬるま湯に浸かったような働き方をしていると、自分自身にビジネス力がつきません。
ですから、リストラでもされてしまうと、お手上げ状態ということになるケースもあります。
特に独立起業をするつもりの人なら、ビジネス力をつけるために敢えてブラック企業に飛び込んでみるというのも一つの方法。
飛び込み営業をさせられたりしているうちに、営業力が付いたりするものです。
ブラック企業で修行して、ある程度学んだら自分でビジネスを始めてみるのはどうでしょうか?
ブラック企業で無茶苦茶働かされたことがあるので、自分のビジネスのために無茶苦茶働くのは苦にならないはずです。
独立して成功している事業者の中には、後から考えるとブラック企業での勤務経験が役に立ったという人が少なくないのです。
初めから独立起業という目的があるなら、ブラック企業の厳しい環境にも耐えられると思います。