サラリーマンとして働いている時は上司や同僚が周りにいたと思います。
あるいは、部下がいた人もいるかもしれません。
それぞれ違いはあるにしても、ある程度そうした人の目を意識していたと思います。
眠たいからと言ってその場で居眠りをすることはできませんし、気が乗らないからと言って勝手に仕事をやめて帰るというわけにはいかないでしょう。
しかし、起業するとそうした目から完全に解放されることになります。
自分の主は自分自身です。
何をしても誰からもとやかく言われることは無いはずです。
そうした束縛の無さが起業の大きな魅力であることは間違いありません。
起業したての頃はそうした自由さを満喫できることにある意味感動を覚えることがあるかもしれません。
ただ、それだからこ起業した後は自分で自分を管理することが重要となります。
他人の目が無いと自堕落に陥ってしまうような方はそもそも起業に向いていないでしょう。
誰かに強制されるのではなく、自分自身の意志でやるべきことをきちんと遂行していく能力。
これは起業家に必須の能力と言えるかもしれません。
起業して自堕落になってしまうと、その先に待っているのは自滅による廃業です。
自由だからこそ、誰にも干渉されずにサラリーマン以上の仕事を行う人でないと生き残ることは難しいと思います。
ある意味、起業は誰でも出来るものです。
難しいのはその後、生き残ることなのです。
そのためには休む暇もないくらいの必死の努力が必要なのです。