超高齢化社会に突入している日本社会。
誰もがいずれそうした高齢者になっていきます。
これはサラリーマンであろうが起業家であろうが関係ありません。
ですから、老後のことはやはり早めに考えておいたほうが良いでしょう。
特に仕事から引退した後の生活がきちんとできるかは重要なポイントとなります。
老後の生計は年金に頼る人がほとんどだと思います。
少子高齢化による年金制度の崩壊がよく指摘されていますが、それでもやはり年金に頼らざるを得ないのが現実でしょう。
もちろん、それだけでは足りませんから、十分な預金を老後資金として貯めておきたいところです。
この老後資金が貯まるかどうかは起業家の場合、自分の頑張り次第と言えます。
ビジネスに成功すれば、とんでもないぐらいの資産を残せる可能性もあると言えるでしょう。
しかし、起業家の場合、一般のサラリーマンと比べてデメリットもあります。
例えば、年金ですが、サラリーマンの場合、厚生年金に加入していると思いますが、自営業者などは国民年金となります。
この二つの年金額は人により違いはあるにしても、倍近い開きがあるのが一般的です。
実際、国民年金だけでは生活が難しいということもしっかりと理解しておきましょう。
また、サラリーマンの場合、退職金が期待できます。
これが老後資金の中で大きな役割を果たすわけですが、起業家の場合はそれがありません。
ですから、小規模企業共済に加入するなど、自ら対策を立てておくことが不可欠です。