あまり本人は意識していないかもしれませんが、サラリーマンなど一般の従業員はやることが定型化しているものです。
スーパーのレジを打つ人は、お客さんの持ってきた商品を計算し、お金のやり取りをするというのが仕事ですし、清掃会社なら決められた場所を決められた方式で掃除をするのが仕事です。
つまり、自分のやるべきことが明確になっているといったら良いでしょう。
それに比べて、独立起業した人はやるべきことを自分で決めないといけません。
これは当たり前のようですが、結構、自分で決めるというのは慣れていないと大変なものです。
しかも起業するとやるべきことがたくさん出てきて、毎日、あたふたするのが普通だと思ったほうが良いでしょう。
何をしたら良いか決められずにパニックになるという人もいるかもしれません。
そうした意味で起業家にとって大切なのが作業の優先順位ということになります。
何を優先的に取り組むのかを明確にしないと、なかなか行動に踏み切れないものです。
そこでおススメするのがやるべきことのリストを作ることです。
いわゆるToDoリストと呼ばれるものです。
別に形にこだわる必要はありません。
いらない紙の裏側にでも書けば十分です。
大事なことはやるべきことのリストを作り、それに順番をつけること。
たったそれだけのことで、次々に作業が進んでいくものです。
何から手を付けていこうか迷っているなら、是非ともToDoリストを作ってみることをお勧めします。