誰もがやりたい仕事、やりたくない仕事がそれぞれあると思います。
好みによっても違うでしょうが、全体としてみると、人気がある仕事と、皆があまりやりたがらない仕事に分かれます。
もし、新規でビジネスを立ち上げるのであれば、人気がある仕事ではなく、人があまりやりたがらない仕事に注目するべきです。
そうした仕事は大きな資本をもつ大企業が入ってこないので、小資本ビジネスでも勝てるチャンスがあるのです。
大手が狙うのは大きな市場があり、利益率が高く、スマートに稼げるようなところです。
ですから、これから起業する人が狙うのはその逆の場所ということになります。
つまり、小さな市場で、手間暇がかかるような仕事にこそチャンスがあったりします。
「やってほしいけど、やり手がいない…」、つまり需要がある市場がみつかれば、是非、参入を考えてみましょう。
新規で起業するのに、「みんなに自慢できるカッコいい仕事をしたい!」という人がいますが、これは矛盾しています。
友達に言ったときに「えーっ、そんなことやってるの…」なんて言われる事業こそ、やるべき事業なのです。
起業というのは生き残れるかどうかを賭けたギリギリの戦いをしないといけません。
そんな中でカッコイイ、カッコ悪いなんて言うのは二の次と言えます。
起業する人は多いですが、10年生き残れるのは1割程度だと言われます。
この1割に入るために、あなたの考える「カッコイイ事業」で本当に生き残れるのか、じっくりと考えてみましょう。