最近、「アナログ」という表現にはちょっと時代遅れというか、バカにしたような意味あいが含まれていることが多いように感じます。
インターネットの活用をはじめ、すべてがスピーディーかつ効率的に行える中で、アナログ的なやり方は時代錯誤な感じがするのも仕方がないでしょう。
しかし、このアナログの力をバカにしてはいけません。
こういうデジタルの時代だからこそ、アナログの力が発揮する場面があるのです。
例えば、今はメールでやり取りをすることが増えています。
メールならクリック一つで多くの人に一斉送信も可能です。
そんな中で、敢えて手紙やハガキを活用することは意味があります。
今時、ほかの人がやらないので、インパクトがあるからです。
手紙の場合も大量印刷ではなく、手書きで書けばより効果が高くなります。
受け取った相手は「わざわざ手書きの手紙をくれた」ということで、感心、感動してくれるかもしれません。
こうしたアナログな戦略は大手ではできないでしょう。
中小零細だからこそできる戦略なのです。
資本力をはじめ、あらゆる能力の面で大手は圧倒的な力を持っています。
それに対抗して中小零細企業が戦うには、小さいからこそできることを実践する必要があります。
その一つがこのハガキや手紙の活用です。
皆さんもそうしたハガキを受け取った経験はありませんか?
例えば、理美容業界などはわりとそうした方法を活用しています。
まさに小さい店だからこそできると言えますね。