大手企業の広告・宣伝スタイルを見ると、本当に大掛かりなものが多いものです。
テレビでバンバンとコマーシャルを流したり、新聞に全面広告を出したりとやることが派手です。
それだけの資金的裏付けがあるので出来るわけですが、小資本ビジネスの場合、そうしたマネはできません。
だから大手企業とは違う方法で勝負しないと勝ち目がないのです。
では、小資本ビジネスが大手に負けないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
テレビコマーシャルに典型的にみられるように多くの見込み客に向けたアプローチが主体となるのが大手です。
それに対して、小資本ビジネスは出来れば接近戦で勝負するのが得策です。
これは中小零細企業向けの戦略と言われるランチェスター戦略から言っても正しいやり方です。
お客さんとの距離を縮める接近戦は小資本ビジネスにとって勝てる戦略となります。
例えば、大手居酒屋チェーンは大々的な広告でブランディングを行ったりしています。
個人の居酒屋の場合、これと同じ方法は無理です。
ある居酒屋は店の周りの家や会社に宣伝用のチラシをポスティングしています。
これはどこにでも見られるもので、別に珍しくはありません。
しかし、そこの居酒屋店はただ配るだけではなく、いわゆるピンポン突撃をしているのです。
なんかウザいと思われそうですが、これが意外に成功して、それなりに売り上げも上がっているそうです。
これなんかが接近戦で勝った例と言えるでしょう。
誰もやらないことをやってみることは大切と言えますね。