起業願望がある人は世の中にたくさんいます。
しかし、そのうち本当に起業する人はほんの一握りです。
昔から「いつか起業する」と言い続けて、ついに起業しないままサラリーマンとして終わった人もいます。
きっと、あなたの周りにもそうした人がいるでしょう。
起業をためらう理由の中で一番大きいのは何と言ってもそのリスクにあります。
数字的に見れば、起業しても失敗する確率のほうが高いのは確かです。
確率論的に考えれば、「やめといたほうがいいんじゃないの?」という世間一般の考えもあながち否定できません。
しかし、一度しかない人生ですから、もしやりたいのであれば挑戦してみたら良いのではないでしょうか?
もちろん、妻と子供を養わないといけないという立場の人なら無責任にやることには賛成しません。
ですが、じっくりと考えぬいてきちんと準備した後にやるのであれば、挑戦してみる価値はあります。
年を取ってから、やっぱり起業しておけば良かったと後悔するぐらいなら、思い切ってやるべきです。
自分で事業をすることは決して悪いことではありません。
ただリスクはつねに考えておき、最悪の事態も想定しておくことは必要です。
リスクは最小限にしておき、失敗しても生活が破たんするような事態は避けましょう。
事業を成功させた人の経歴を見ると、何度も失敗した後に成功を勝ち取ったという人が意外に多いものです。
ですから、やると決めたら成功するまで頑張るという決意も重要です。
いずれにしろ中途半端な気持ちで始めるのはやめましょう。