中小企業庁の委託事業として、中小企業や小規模事業者のサポートを目的に運営されているWEBサイトです。
創業や起業に役立つ情報が多数まとまっています。
・専門家への相談窓口
・サポートツール
・起業データ など
起業したいが、いざ何をどうすればいいのかわからない、という方にとって心強い存在です。
では順番に見ていきましょう。
起業家の味方「ミラサポ」の使い方
ミラサポのメインページへ入り、ページ中央の左側の帯が施策情報となっています。
そのまま下へスクロールすると「テーマ別メニュー」があり、その一番最初に書かれた「創業・起業」の文字をクリックして中に入りましょう。
ここには創業・起業関連情報へのリンクがまとめられています。
かなりの情報量であることがお分かりいただけると思います。
困ったときには、とりあえずここを訪れてみると、何か解決の糸口が見つかるかもしれませんね。
「情報を知る」というコンテンツの中に、業種別スタートアップガイドがあります。
ここにはなんと200種類以上の業種・業態に関する市場動向や開業にあたっての注意点や必要な手続、資金の規模感や収益のシュミレーションがまとめられています。
・自分が目指している業態の市場規模はどのくらいあるのか
・収益はどの程度見込めるのか
・自分の作ったプランと比較して、抜けや漏れがないかどうか
<許認可の手続をもれなくチェックできる>
・その業種で商売をはじめるにあたって必要な手続がリストアップされている
この情報は「J-Net21(中小企業基盤整備機構)」が提供するものですから、信頼性も高いです。
起業家の意識や課題の調査結果掲載! ビッグデータも活用できる!
他サイトであまり見かけたことのないコンテンツとして、「創業・起業に役立つデータ一覧」があります。
こちらは全国の中小企業と小規模事業者のビッグデータです。
起業家の意識や持っている課題を、調査結果をもとに具体的に知ることができます。
「起業家が起業を断念しそうになった際の相談相手」という項目があったので見てみました。
相談相手として圧倒的一位だったのが「家族・親戚」で、この結果にはとてもガッカリしてしまいました。
商工会議所や自治体の窓口という公的機関にはプロの専門家がいるにもかかわらず、です。
ほとんどが経営の素人であるご家族は、もちろんあなたのことを心配して励ましてくれる存在ですが、決算書に基づく経営判断や、公的機関による資金サポートの情報などは持ち得ていないはずです。
ちなみに、この「ミラサポ」にも専門家への相談窓口が用意されていますが、会員登録が必要です。登録は無料です。
創業融資の電子申請の際には、「ミラサポ」で起業IDを取得する必要があり、いずれにしても会員登録をすることになりますので、面倒くさがらずに早めにIDを開設しておくとよいでしょう。