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ビジネスプランを立てる前にしておきたい準備!起業後すぐに失敗してしまう経営者あるある

QiiQ inc. · 1月 4, 2019 ·

起業を志している場合、まずはビジネスプランを立てるのが一般的です。一方で、立てたビジネスプランに自信が持てず、なんとなく不安・・・典型的なという方も多いでしょう。
そもそも経営者として会社を運営していくための十分な準備ができていなければ、ビジネスプランも不十分なものになります。こちらでは、起業後すぐに失敗してしまう経営者に当てはまる「あるある」をご紹介します。長期的な経営を続けていくために必要な準備を学び、ビジネスプランを立てる際の参考にしてください。

起業後すぐに失敗してしまう経営者にありがちな9つのあるある

起業直後に失敗してしまう経営者の多くに当てはまる、典型的な「あるある」を9つご紹介しましょう。

冷静な判断や現状分析ができず明確な行動目標が具体的に考えられない

優良なビジネスプランには正確な現状分析が欠かせません。一方で、起業時には夢や理想が先行してしまい、冷静になりづらいことも事実です。起業家はしばしば「熱病にうかされている」と形容されます。

行おうとしている事業に自信があるときこそ、一度冷静になりましょう。

そもそも、他の事業者がやっていないような「隙間を埋めるビジネス」でなければ発展性がありません。SWOT分析や3C分析など、客観的に分析できる手法を駆使すれば事業のリアルな現状が浮き彫りになります。こうした冷静な分析からは、ビジネスプランに欠けているものが把握できるでしょう。

事業目標の曖昧さがわかれば、イメージをより明確にしてください。イメージを固めれば、実現のためのスケジュールも立てやすくなるはずです。

何のためのビジネスなのか具体的にイメージできていない

事業を行おうとしている動機はなんでしょうか?「何のためのビジネスなのか」という点が明確になっていない起業は失敗してしまう確率が高まります。ビジネスで何を実現したいのか、何を獲得したいのかが明確になっていればビジネスプランにブレが生じません。

中長期的にビジネスを継続させることを考える場合、「他人のためになること」「社会のためになること」という動機が理想です。社会に貢献しているという実感は起業に降りかかるたくさんの試練を乗り越え超えるモチベーションになります。従業員を雇用しようとしている場合は、とりわけこのモチベーションを共有することが大切です。

また、貢献できる対象が明らかになることでビジネスのターゲットがはっきりします。これは、ビジネスを展開するマーケットが明確になることと同義です。起業の資金として融資を受ける際もマーケットが明確になっているほうが有利だと考えられています。

「売れそう」だけで商品・サービスを決めている

ビジネスの動機として最も危険な例が「お金」です。「お金」を動機として、「売れそう」という理由だけでビジネスに着手した起業家の多くは商品・サービスについて十分な市場調査を行わない傾向があります。特に事業の将来性についてはないがしろにされがちです。

ビジネスを長く継続していくためには商品・サービスの魅力について雄弁に語れるほどの情熱を持ちましょう。その情熱は顧客やステークホルダーなどを巻き込む力につながります。長く事業を続けている経営者は例外なく、惚れ込める商品やサービスでビジネスをスタートさせています。

「お金」はあくまで求められる結果であり、動機であってはなりません。「社会に求められるサービスになるはずだ」という確信は起業直後の苦難を乗り越える支えにもなります。冷静さの一方で、サービス・商品に対する情熱も忘れないようにしましょう。

いざ起業すると今までのお客さんが疎遠に!仕事がない!

それまでの職場を退職して起業する場合も、経験や人脈が無駄になるわけではありません。特にターゲットが重なるビジネスで起業する場合はそれまでの顧客がそのまま獲得できるケースがあります。しかし、以前からの顧客に過度な期待を寄せるのは禁物です。

個人的に強いつながりを持っている場合を除き、起業後は以前の顧客と疎遠になってしまうと考えましょう。顧客は結局のところ、個人ではなく会社とのつながりを大切にするものです。前職の顧客を頼りにしていると、多くの場合必要最低限の売上すら達成できずに事業が破綻してしまいます。

経営を続けているための仕事を獲得するアプローチは起業準備のひとつとして考えてください。期待ではなく、仕事が確約された状態でビジネスをスタートするのが理想です。起業直後の仕事がわかっていれば、売上予測も立てやすくなります。

現代の人脈作りツール、SNSやネットの活用ができていない!

現在、ITの活用はビジネスの常套手段だと考えられています。ITとは何も高価なシステムだけではありません。インターネット上のSNSもビジネスにおいて非常に有効なツールです

。
SNSやブログは、ビジネスの広告塔として24時間機能します。不特定多数の目に留まる可能性があることから、ブランディングの効果は計り知れません。何気ない投稿が思いがけない人脈の構築につながることもあります。

時間さえあればコストをかけずに始められる点もSNSのメリットです。インターネットへの苦手意識や明確な効果がわからないことからSNSを利用していない起業家は少なくないようです。起業前にSNSのアカウントを作成し、頻繁な更新を目標にしましょう。

事業への知識や資格はあるが営業できない!

商品・サービスの魅力や分析力が十分でも、残念ながらそれだけでは事業は成功しません。必要なもうひとつの要素が「営業力」です。営業力が欠けているために、せっかくの魅力的なビジネスを頓挫させてしまう起業家は後を絶ちません。

起業家に多いのが、事業に関する知識や資格を取得して満足してしまうケースです。資格や知識はもちろん大切ですが、営業で顧客に対してアプローチできなければ日の目を見ることはありません。反対に営業力に優れていれば、知識や資格の不十分さが補填されると考えられています。

「営業力」という目に見えない要素を磨くのは困難に感じるかもしれません。しかし、魅力的な事業を埋もれさせないためにも営業について考え、自信が持てるレベルまで営業力を磨くように心がけましょう。営業にスキルがあれば、ビジネスプランにマーケティング戦略を組み込むこともできます。

毎月の家賃などの固定費がかかりすぎる

どれだけ緻密な売上予測を立てても、起業当初は満足できる売上は期待できません。そのような状況でも、家賃や人件費などの固定費は容赦なく襲い掛かります。固定費の支払いに対して売上が追い付かずに、起業からほどなくして廃業してしまうケースは少なくありません。

また、「経営者としての見栄」からランニングコストの高い物件を契約してしまうことがあります。ブランディングのために高級な物件を借りることは間違いではありません。しかし、その場合はさらに綿密な収支計画が必要です。

原則として固定費は可能な限りおさえる形で事業をスタートさせましょう。最低限に圧迫した固定した固定費に対して十分な売上予測が立っていない場合は、ビジネスプランの収支計画を見直す必要があるかもしれません。

資金調達の金額が不十分で経営が成り立たない

起業には資金が必要です。一方で、どれぐらいの資金が必要なのかは判断に困ってしまうポイントかもしれません。もちろん資金が多ければ多いほど安心ではありますが、資金調達にだけ注力しているとベストな起業のタイミングを逃してしまうことも考えられます。

明確な基準はありませんが、3カ月程度は売上がなくても経営を続けられる程度の資金が必要だと言われています。できれば、半年分の資金をあらかじめ確保しておくのが理想です。開業資金に余裕があると、焦りによる経営判断の誤りを防止できます。

ビジネスプランの収支計画はしばらく売上がないケースを想定したものになっているでしょうか? 少なくとも起業後3カ月間の経営に足る資金がなければ、まだ資金調達が必要と言えます。

ビジネスへの営業力も知識もあるが数字に弱い

経営に必要なスキルとしては営業力や判断力、商品・サービスへの情熱が代表的です。しかし、事業の状況を正確に「見える化」するためには数字への理解も求められます。経営者に財務への理解が乏しい場合、資金繰りが立ち行かず赤字になってしまうこともあります。

財務の仕事は専門的な知識が必要であり、計算の作業も煩雑です。多くの経営者は経営と財務の両立に苦労しています。もし財務に不安があるなら、専門の人員や外務部の専門家に依頼することをおすすめします。
数字への理解が深ければ、ビジネスプランの収支計画がより正確なものになります。可能であればビジネスプラン策定の段階で専門家の協力を求め、自分は資格習得や営業力の向上、マーケティング戦略の練り直しなどに専念するとよいでしょう。

企業経営で頼れる部分は専門家に頼る!

経営者は起業の全責任を負う必要がありますが、欠点のない経営者はいません。どの経営者も例外なく得意な分野と不得意な分野があります。重要なのは、自分が不得意な分野を認識することです。

もちろん、不得意な分野を見て見ぬふりをして起業することはおすすめできません。自分の不得意な分野に関しては、専門家によるサポートを求めましょう。法律に弱い自覚があれば弁護士が、財務に弱い場合は税理士や会計士がそれぞれサポートしてくれます。また、起業全般を支援してくれる会社設立サポートの専門事業者もあります。

欠点があるビジネスプランのままでは中長期的に安定した経営は望めません。目立った問題が起こらないとしても、不安や焦りを抱えたまま経営を続けることは大きなストレスになります。経営を安定させるために、苦手分野に精通した専門家にサポートを依頼しましょう。

 

経営は短い期間で結果が表れるものではありません。軌道に乗せるためには、年単位の期間を要します。少なくとも起業直後の失敗は避けたいところです。

こちらでは、典型的な起業の失敗についてご紹介しました。失敗を避けるためには、まず冷静になり、商品・サービスで社会に対してどういった貢献ができるのかイメージを固めましょう。前職での顧客に頼らないマインドも大切です。また、ビジネスのイメージ以外にも財務への理解や営業力の向上、SNSへの理解など必要な準備はたくさんあります。

一起業の経営者としての準備だけでなく、経営に対する不安を極力なくすことが大切です。ビジネスプランは見直しを重ねてください。

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