今年ネット通販サイトを立ち上げ、現在営業している40代の元サラリーマンです。
起業してから半年が経ちましたが、何とかうまく波に乗って仕入、販売を行っております。
皆さんは私が「元リーマン!?退職金だろ!」とか「どうせ早期退職者制度を利用して退職金をがっぽり貰っての起業だろ!?」と思われるかもしれませんが、実際のところ、退職金は家のローンの支払いその他に使用しました。
そのため、私が起業するときのお金は、自己資金(私の500円貯金)で約100,000円から200,000円でした。
資本金がない・・まずは自治体の起業融資の申請を
これだけじゃ絶対に足りません。
そこで私はまず区役所へ行きました。
以前、区役所に自分の書類(住民票など)をもらいに行った際、色々なパンフレット関係を確認していたので、区役所に起業の資金調達の情報があることを理解していました。
区が行っている起業融資制度あり、今回はこれを活用しようと思いました。
電話で問い合わせをするか、直接区役所に出向いて予約をすると、1週間以内に区が委託している相談員と約2時間の面談があります。
私は色々な悩み事や事業計画についての実効性や整合性などを相談し、細かいところまで指摘してもらうことができました。
私の場合は、事務所をまともに借りられる自己資金がところがネックでしたが、その点も相談員の方は答えを持っていて、的確に教えてくださいました。
今の融資制度は、昔と違って比較的柔軟な対応に変化しているそうです。
事務所をきちんと借りられなくても、レンタルオフィスを用意できればOKだそうです。
ただし、レンタルオフィスには誰でも入居できるわけではなく、面談があります。
その際には事業計画書を持参し、説明して合格しなければなりません。
てっきりお金を払えばすぐに借りれるだろうと思っていた私は大きな間違いでした。
創業補助金制度も要チェック!
もう一つ、補助金制度があります。
こちらも何とか26年度補正予算に間に合いまして、無事にネットでの申請ができました。
4月10日が電子申請の受付終了日だったと思います。
その後のスケジュールとしては、5月に審査で、6月に実行と聞いていました。
実は私は不合格でした。残念です。
でもこれくらいのことで落ち込んでるわけにはいきません。
補助金はダメでしたが、今度は起業融資を使ってやるぞ!!
と気合を入れての申請でした。
補助金申請で落ちたおかげで、事業計画を再度練り直し、若干減額はされたものの、何とか借入れができました。
少ない自己資金だからと悲観せず、きちんと事業計画を立てれば、金融機関の融資を受けることができます。
皆さんもがんばって融資を勝ち取ってください。