「手堅くいきたい」という気持ちが強かったり、慎重な人は締める方の意識が強くなります。
そういう人は、何でも自分でやろうとする傾向が強くなります。
その結果どうなるか、おわかりになりますか。
「ビジネスが成長しない」という結果になります。
ビジネスの限界を越えるために・・・上手なお金の使い方
自分一人で可能な作業量以上にビジネスが発展しないのです。
当然、一人でできることには限界があるので、それがそのままビジネスの限界になります。
売上が頭打ちになり、自分はどんどん忙しくなり、身動きが取れなくなるという状態に陥ります。
守りの意識が強い人ほど、そういった傾向があります。
そんなときの打開策は、「お金を使うこと」です。
えっ、なんでお金を使う必要があるのですか?
と疑問に思われるかもしれません。
しかしながら、このような場合は「お金を使うこと」で必ず道が拓けます。
お金を使うといっても、やみくもにただお金を使いなさいという意味ではありません。
儲けたお金でキャバクラに行ったり高い車を買ったりしなさいということではないので、そこは勘違いをしないようにしてください。
では、何にお金を使うべきなのか?
それは自分のビジネスに投資をするのです。
つまり、今まで自分で抱えていた仕事を、思い切って人に頼んでみなさい、ということなのです。
お金を払って外注に仕事をまわしたり、パートを雇ったり、社員を雇ったりして、「人を使う」ということにお金を使ってください。
そうすればあなたは、今までの何倍も速いスピードで事業が運び出すことを実感することでしょう。
今まで怖くてお金を使えなかった人も、恐怖を乗り越えてお金を使ってみてください。
あなたでなくてもできる仕事はどんどん人に頼むのです。
あなたよりうまくできる人にお金を払って頼むのです。
そして、あなたは自分が最も得意とすることに集中してください。
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また、何でも自分でやろうとするタイプの人は、何でも無料でやろうとする傾向があります。
たとえばインターネットを使った集客なども、無料でできることでやろうとします。
無料でできるネット集客は結果が出るまでに膨大な作業量と時間を必要とする場合が多く、有料の広告に投資した方が、即売上につながる結果が出ます。
また、この有料の広告の運用も、自分でやろうとすると膨大な知識と経験が必要となるため、結果を出すまでに時間がかかってしまいます。
それならば、自分よりも経験があってうまく運用できるプロにお金を払って依頼した方がよいのです。
経理や会計、許認可や契約書作りなどにも同じことが言えます。
あなたの乏しい知識で時間をかけて中途半端なものを作るよりも、プロに依頼した方が確実で速く、仕上がりもよいのです。
そうしてできた時間は、自分の得意分野へ集中しましょう。
ますますよい仕事ができるようになり、好循環に入っていきます。