まだまだ男性社会のビジネスの現場で、男性からの助言や指導に違和感を覚えた女性も少なくないのではないでしょうか。
相談相手は男性が多い
自治体や商工会議所の指導員、金融機関の担当者や税理士もほとんどが男性です。
たまに女性の指導員のかたもいらっしゃいます。
私が出会ったのは中小企業庁の外郭団体の経営相談窓口に、大手金融機関のOGの方で退職後にコンサルタントを開業された女性の先生がおられ、親身になって相談にのってくださいました。
その先生は金融機関の出身でしたので資金計画にはかなりシビアで厳しいこともたくさん指摘してもらいましたが、こうしたケースはまれなのではないかと思います。
東京でも女性の先生は少ないですから、地方はもっと少ないのではないでしょうか。
同じ女性でビジネス経験のある信頼できる相談相手、そう簡単には見つからないですよね。
女性は一点突破よりも同時進行向き
女性の場合、仕事も家事も育児も一手に引き受け、女性としての美しさも追及し、趣味もバリバリやって多才で、美味しいものを食べて、とにかく毎日キラキラ輝いていたい!という願望がある人が多いと思います。
そして、そんな風に同時進行で全部頑張れてしまうのが女性です。
逆に、仕事のために女性としての幸せも女らしさも個人的な趣味もすべて捨てて、となると、なんだか悲しくなってやる気がなくなってしまうのではないでしょうか。
男性は一点突破でたったひとつの目標に傾注するとうまくいく人が多く、女性はやりたいことを全部やってみたほうがうまくいく人が多いようです。
もちろん、ビジネスでひとつのことに打ち込まなければならない時期と言うのはあると思います。
心を前向きにして、多くの目標にトライ
私たちは行動することが何よりも重要で、行動するには心が健全で前向きである必要があります。
心を枯らしてしまったら、行動できません。
自分の心を前向きにし、ワクワクとやる気を燃やせるようなコンディションを整えていくには、たくさんの目標に同時進行で取り組んでいくのもありですね。
女性の起業スタイルは人によって実にさまざまで、先輩女性経営者の話をうかがっても、自分とはあまりにも内容も環境もかけ離れていてあまり参考にならない、ということも多いです。
でも、どのかたも、私は家庭を捨ててビジネスに打ち込みました、私は女を捨ててビジネスに打ち込みました、と言う方はいらっしゃらないです。
きっと、自分にも出来るのだ、と信じて、ワクワクする目標を複数掲げてみませんか。