同じようにビジネスをしていても、いつ倒産するかわからないと言った、ぎりぎりのラインでビジネスをしている人もいます。
かと思えば、逆に非常に強いビジネスを展開している人もいます。
出来れば後者のようなビジネスをしたいと思うでしょうが、そのためには漠然とビジネスをしていてはいけません。
上手くいっている人がどんなビジネスをしているのか、じっくりと検討してみましょう。
強いビジネスを展開している人の中によく見られるのがリストマーケティングの手法を用いている人です。
リストマーケティングというのは、所有しているリストに対して、販売を仕掛けていくというものです。
この手法は古くから行われているものですが、非常に効果が高いものです。
ビジネスにおいて、このリストを持つということが如何に有益なことなのか知る必要があると思います。
リストはビジネスにおいて宝ともなるものだからです。
例えば、カタログショッピングをやっている通販会社にとってリストはまさに命とも言えるものです。
こうした通販会社の場合、一度でも買ったことがあるお客さんは何度も利用してくれる可能性が高いものです。
だから定期的に見込み客リストにカタログを送付するだけで、特に営業に力を入れなくても安定したビジネスが展開できたりします。
かつては、見込み客へのアプローチはカタログ送付のような形が主流だったわけですが、その場合、相手の住所を知る必要がありますし、1つのリスト対象者へのアプローチコストもかなり高額でした。
例えば、冊子を作成し、それを梱包して、郵便で送るとなると、それなりの費用がかかるわけです。
しかし、現在、インターネット環境が急速に拡大した結果、メールでアプローチできるビジネスが増えているのも事実です。
つまりメールを使ったリストマーケティングです。
そうなるとリスト獲得というのは、メールアドレスの獲得を意味することになります。
こうしたメールアドレスを取得することで、リストマーケティングの手法が簡単かつ安価にできるようになっているわけです。
一件ごとに郵送費がかかるダイレクトメールのような形に比べると、メールでのアプローチはタダ同然と言ってもい過ぎではないほどコストが安くで出来ます。
もちろん、どんなビジネスでもリストマーケティングの手法が使えるというわけではありませんが、多くのビジネスで応用が可能です。
一度、こうした手法が使えるかどうか検討してみても良いと思います。