メールマガジン、いわゆるメルマガは既にインターネット社会の中で定着した感があります。
多くのジャンルでメルマガが発行されているので、きっと自分に合ったメルマガ、興味があるメルマガがあるはずです。
インターネットを日々、利用している人は既に何件かのメルマガを購読しているのではないでしょうか?
では、発行する立場から見てみてると、ビジネスにおいても、多くの企業や個人がメルマガを利用して、それをビジネスに結びつけています。
メルマガで直接、商品を販売するというケースもありますし、ファンを獲得するためのツールとして利用する場合もあります。
また、有益な情報を発信することで、ブランディングを成功させた例もたくさんあります。
こうした点から考えてメルマガというツールはビジネスにおいて大きな力を発揮することがわかります。
ただメルマガ発行者の多くが感じる問題点はメルマガ読者の数です。
メルマガ配信に関して、仮に読者が10人であっても、1万人であっても手間は変わりません。
もちろん、メルマガ作成における手間も変わりません。
それなら読者が多ければ多いほど、有利になると言えます。
ですが、メルマガ読者がなかなか増えないというのが現在の状況です。
かつてはメルマガを発行すれば、数百人程度ならすぐに購読者があつまったものですが、今はそんな時代ではありません。
メルマガ読者を一人増やすためのコストも年々、上がっており、既に一人の読者を獲得するために500円のコストなら、かなり安いと言われるようになっています。
いずれは一人当たりの獲得コストが1000円になるだろうとも言われています。
現在でも無料オファーを使ったメルアド獲得のプロモーションが大々的に行われていますが、かなり苦戦しているのが現状のようです。
以前はメルマガ発行者同士の相互紹介も有効でしたが、以前ほど紹介しても登録してくれないと言います。
これはメール社会の成熟に伴って、不必要なメルマガ送付への嫌悪感が蔓延しているからです。
ですが、相変わらずメルマガはビジネスをする際の有効なマーケティングツールであることに変わりありません。
今後は成熟したメール利用者にも受け入れてもらえるようなメルマガを発行する必要があります。
つまり、発行者本位のメルマガは淘汰される状況になっているわけですから、読者本位のメルマガであることが最低限の条件となっていると言えます。
読者本位のメルマガの発行を心がけましょう。