近年、ビジネスの世界で注目され続けている概念にダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)というものがあります。
DRMは目新しいものではなく、既に50年の歴史がある手法ですが、ますます注目度が高まっているように感じます。
「こうした用語をいくら知っていても、売り上げ増の役に立たない!」なんて言っている方もいますが、それは間違いです。
こうしたものは長いビジネス的実践の中から生まれてきたものであり、現に多くの成功者を生み出してきたものです。
上手くいっていることを真似る…こうした当たり前の成功法を実践するのに躊躇する必要はありません。
どんどん、実践していきましょう。
このダイレクトマーケティングはダイレクトレスポンスマーケティングと呼ばれることからわかるように、見込み客などからのレスポンスに重点を置いたものです。
ですから、企業のイメージアップ戦略に使われるようなイメージ広告と違って、よりダイレクトな反応を求めます。
わかりやすく言うと、化粧品メーカーの広告で綺麗なモデルが魅惑的な微笑をしているようなものはイメージ広告に当たります。
逆に「初回限定のお試しセットなら通常価格3800円が今回だけは980円!」なんてものはダイレクトマーケティング的と言えます。
なんとなく感じがわかってもらえたでしょうか?
典型的なダイレクトマーケティングの手法としてはダイレクトメールを使った通信販売が上げられます。
この手法の特長は上手くいけば、大きな利益を上げることができ、あっという間に会社が拡大する可能性を秘めていることです。
この手法の場合、広告費用は高くなりがちですが、それに見合った成果を上げることができれば、すぐにペイすることができます。
またEメールを使った手法の場合、顧客へのアプローチがかなり安価にできるため、資本力のない個人でも使える手法と言えます。
ただ、闇雲にアプローチしても無駄が多いため、きちんとした分析を行い、反応、つまりコンバージョン率を常に意識して行うことが不可欠です。
コンバージョン率が少し変わるだけで、驚異的な売上・利益になることもあります。
いずれにしても、この手法の場合、見込み客との関係性を継続させることが重要なポイントになります。
継続性を深めながらアプローチを続けていくことで、より安定したビジネスを展開することが可能となります。
顧客に対するビジネス的アプローチにおいて、ダイレクトマーケティングの手法は積極的なものの一つといえます。
小資本起業家がビジネスを早期に軌道に乗せる有効な手段でもあります。
ダイレクトレスポンスマーケティングの手法について、ぜひ学び、実践してみてください。