日本経済を活性化させるためには企業がどんどん生まれることが重要です。
それを支援するために、今、国を挙げて起業家の輩出を推進しています。
例えば、起業家に対する助成金や融資の制度なども探せばいろいろと見つかります。
公的機関が起業相談などを開いたりしているのも、そうした起業支援策の一つです。
そうした相談の中で多いのが、「脱サラして自分でビジネスをしたいけど、何をして良いかわからない」というものだそうです。
何をするのかという入り口の部分で既に壁にぶち当たっている方が多いのです。
何をするか、つまり起業のネタがみつからないということです。
これは非常に重要な点で、適当に見切り発車で起業してしまい、後でひどい目に遭っている人もたくさんいます。
だから、安易な起業はおススメできません。
自分の参入する分野に関して、市場、ノウハウ、ライバル、などをリサーチして勝算があるか、しっかりと調査することが重要です。
既に強大なライバルがいる分野に参入するのは絶対に避けるべきです。
できれば、市場の中でぽっかりと空いているようなニッチな分野を見つけて、そこに参入するのがベストです。
自分が対象とする見込み客の悩みに焦点を当てると、思いがけないニッチな起業分野が見えてくることもあります。
人は自分の悩みを解決するためにお金を支払います。
既存の商品やサービスでは解決できていない分野で、それを解決できる商品やサービスが作れるのであれば、十分に勝算があります。
だから、そうした悩みは起業ネタの宝庫だとも言えるので、リサーチする価値があると言えます。