その一つが税金との関係です。
事業を営んでいるものにとって、税金というのは厄介なものです。
ですが、これは避けることができないものなので、どうせやるなら、税金の知識を身につけて少しでも得になるようにするべきです。
さて、サラリーマン時代には会社がやってくれていた税金の申告ですが、独立したのであれば、自分で確定申告をしないといけません。
その場合、白色申告と青色申告の二つの方法があります。
税金面で言うと青色申告には多くのメリットがあります。
確定申告は、原則的には白色申告をすることになっているのですが、一定の条件をクリアーすれば青色申告をすることができます。
だから条件が合う人は青色申告をするようにしましょう。
ざっくり言ってしまえば簡単に出来るのが白色申告、きちっと帳簿をつけて、会計処理を行ったうえで申告するのが青色申告となります。
何だか青色申告は面倒くさそうだと思うかもしれません。
以前であれば、白色申告は帳簿をつけなくても良かったというメリットがありましたが、今は白色申告においても記帳をしないといけません。
そのため、簡易性という白色申告のメリットがなくなっています。
そうなると控除が多い青色申告をしないと損だと言えます。
ただ、確定申告の時期に急に思い立って、青色申告をしてもダメです。
青色申告をするには、その申告をしようと思う年の3月15日までに青色申告の承認申請手続きをしないといけません。