起業したいけど、どんなビジネスをするか、まだ決まっていないという方もいるでしょう。
「仕事内容は何でも良いから、とにかく独立したい!」なんて人もいますが、こうした行き当たりばったりの起業は危険度が高いので避けるべきです。
実際、どんなビジネスをするかで、リスクも成功率も大枠が決まってしまいます。
では、どんなビジネスをするのが良いのでしょうか?
この問題を考える上で参考になる4つの原則があります。
それは、ある有名起業家が述べていたことなのですが、かいつまんで言うと、利益率が高く、在庫をあまり持たず、定期的に収入が入り、資本があまりなくても大丈夫なビジネスと言うことです。
この4つが備わっているのが理想で、これが備わっていれば、極めて失敗しにくいビジネスであると言えます。
ビジネスに伴うリスクの本質は資金が無くなり、ビジネスが続けられなくなるということです。
そういう状態になる可能性は、ライバルとの競争で利益が上がらなくなるケース、過剰な在庫を抱えてしまうケース、収入が安定しないケース、最初に過大な資金がいるケースなどの場合に高くなります。
ですから、この4原則を基準に自分の参入するビジネスを考えてみると良いと思います。
物販系はどうしても在庫を抱えることになりがちです。
ですが、物販系がダメだというわけではなく、同じ物販系をするにしても、如何に在庫を抱えないようにするのかという工夫が必要です。
既に参入するビジネスを決めている場合でも、上記の4原則に当てはめてみて、そのビジネスのリスクを理解したうえで参入するようにしましょう。