起業にはリスクが伴うということが盛んに言われます。
確かにリスクがあることは間違いありません。
では、一体どんなリスクがあるのでしょうか?
事業を始めるのに借金をしていたり、あるいは運転資金が足りずに借金をするケースがあります。
また、売掛金が焦げ付いたりすることもあるかもしれません。
このようにお金に関するリスクが一番大きいと思います。
借金が払いきれない場合は、自己破産など債務整理を迫られることもあるでしょう。
こうしたお金に関する問題以外にもサラリーマンが起業する場合、安定した仕事を捨てるということになります。
高収入で福利厚生もしっかりしている大企業や公務員の場合、きっと周りの人から「もったいない」と言われることも多いと思います。
安定した収入というのは多くの人を魅了するものです。
この安定を軸にして考えた場合、起業は出来れば避けるべきものとみえるかもしれません。
しかし、この安定志向というのはあくまで一つの考え方にすぎません。
これを振り払ってみると、起業はそれほど恐れるものではないのです。
ただ自己破産に至るような大きな借金をするなら話は変わります。
無理のない範囲での借金をするのなら、起業は失敗した所でそれほど大きなダメージにはならないもの。
失敗すれば再起をすればよいだけですし、あるいはサラリーマンに戻るという選択もあるでしょう。
一度しかない人生ですから起業したいと思っているのなら、思い切って挑戦してみることは悪いことではありません。