いつでもいいでしょ?
という返事が返ってきそうで怖いのですが、あえて考えておきます。
というのも、創業当初は、それはそれは忙しいものです。やることは、山ほどあります。それは、「考えておかないといけないこと」「決めないといけないこと」「連絡しないといけないこと」「作業しないといけないこと」、、、、。
当然ながら、あなたの右腕になってくれるスタッフもいなければ、有能な秘書もいません。あなたのビジネスには、たぶんあなた以外いないでしょう。
とすると、まさに鉛筆一本買うにしても、あなたが何かアクションを起こさないといけないわけです。こういうチョットした仕事が積み重なっていくことで、一日はあっという間に過ぎ去っていきます。
気がつくと、「外がくらい、、、」
みたいなことになります。
それでも、あなたは作業者・プレーヤーでありつつ、あなたのビジネスや会社の将来を決定する意思決定者=経営者でもあります。前者は短期的な時間軸、後者は長期的な時間軸の行動です。
一見すると矛盾しそうな、この行動を、創業したて起業したてのあなたはこなさないことには、先に進めません。明るい未来がひらけません。
こういうことに気がついてくると、「どうやったら効率的にやれるのか」というのが大きなテーマになってきます。
1日は24時間、寝ないわけにも、ご飯をたべないわけにもいきません。もちろん、外注にお仕事を振っていくこともするんですが、最初はそれもままならない。お金的にも不安ですし、、、。できる限り自分でやるしかない。
多くの場合、目の前のお金を掴むために、短期的に成果がでる仕事や作業にまずはいりがちです。比較的すぐ終わりそうですし、終わればお金がはいってくるケースも多いです。
一方で、短期的な仕事とというのは、相手から「何か」をせっつかれている場合でもあります。「はやく、くれ」「はやく、やって」「まだ?」みたいなプレッシャーがあるわけです。
そのため、他に重要な仕事があったとしても、相手を怒らせることはイヤなので、予定をずらしてでも、その手の「短期的」な仕事にとりかかってしまいます。
でもちょっと考えてみてください。もしあなたが一日8時間仕事をできるとしても、本当にその8時間をフラットに集中して同じ力で良いパフォーマンスを出し続けることができるのでしょうか?
間違いなく断言できますが、8時間全部を同じ力具合で仕事なんてできません。やはりムラがでますし、集中力が続かないタイミングもあります。お昼のあとは眠くもなります、
つまり、8時間仕事してると言っても、本当にあなたのパワーをガンガン使えるのはその一部でしかありません。感覚的にはたぶん、1/3くらいではないでしょうか?
8時間働くなら、割り切れませんが、、、3時間弱くらい。それ以上は、クリエイティブな仕事はできないと思います。
朝から起きて仕事をするタイプの人だと、やはり夕方近くになると、集中力は途切れやすくなりますし、疲労感も感じてくるはずです。私は、もうかなり目がしょぼしょぼしてきて、ため息も増えます(汗
色々な生活スタイルがあるので、どれが最適とは言い切れません。しかし、朝からおきて仕事を日中するタイプの人の場合は、やはりその最高のパフォーマンスを出しやすいのは午前中ではないでしょうか。
きちんと睡眠をとって、適度な朝ご飯を取ったあとの2,3時間がもっとも考えを巡らせ易いし、アウトプットも精度が高いでしょう。
お昼ご飯を食べた後は、眠くなるので、集中した作業にはむかないと考えています。わたしは、午後の早い時間は、人にあったり、電話やウェブのミーティングをすることで、外部からの刺激をいれつつ仕事をすすめるのが良いのではないかと考えています。
午後の遅い時間、夕方近くに来たら、かなり脳みそは疲労しているはずですから、あんまりクリエイティブさを必要としないことを中心に進めたほうがいいのではないでしょうか。
これはあくまで私の考えですが、とにかくなんでもかんでも、受け入れるのでは、あなたの体調やリズムを無視していることになります。あなた自信の最適なリズムをきちんと見極めて、一日の時間の使い方を考えてみてください。
標準的な時間の使い方を決めることで、ウィークデーにリズムができて、効率的かつ効果的、という言葉に少しでも近づけるはずです。