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ベンチャーキャピタルから資金調達するってどういうこと?

QiiQ inc. · 2月 8, 2019 ·

銀行などの金融機関から返済するを必要がある資金調達を借入や融資を受ける(デッドファイナンス)と言います。一方、投資として資本をいれてもらう資金調達をエクイティファイナンスと言います。

一般的には実績が必要

アイデアだけで、「資金があれば株式公開できるので、資金調達したいのです」というケースで、資金調達を達成できるかどうかはかなり厳しい戦いになります。

というのも、試用版(モックとか、プロトタイプ版とか)ももなんにもなく、アイデアだけでというと実績がないため、投資家もなんとも動けません。ベンチャーキャピタル(VC)からの資金は「リスクマネー」とも言われますが、まったくもって実績がなく動いていない先には資金をいれることはマレです。

事業計画書をブラッシュアップすることや、プレゼン能力を鍛え上げることは大切です。しかし、いくらそこだけキレイに取り繕って、投資家巡りをおこなったとしても、実績がまったくいない、動きがまったきうない企業に資金をつけようとする投資家はいません。

まずもって、自ら動いて事業としての実績をつくることが必要です。

攻め込むための資金

こういったベンチャーキャピタルから資金調達するお金は使い道が重要なことになります。お金を調達して、銀行に寝かせておくとか、国債を買うとかありえません。

とにもかくにも、急成長して高収益企業に短期間でなるために活用されることが必須です。

投資家やVCの目線にもよりますが、エクイティファイナンスの対象となる企業は、数年で高成長をして高収益化を果たす企業です。売上の伸び率を年率で30%程度を数年間は継続できるような事業を構想していたり、そういうマーケットを狙っていることが必要です。

その結果、本ビジネスから沢山の利益を産み出していくことが重要です。ようは、営業利益をバリバリ生み出す必要があります。

出口(イグジット)戦略

ベンチャーキャピタルは好意で出資をしてくれているわけではありません。彼らの事業の重要なポイントは、急成長していく企業をまだその前段階で見つけ出して資金をつけて、更に成長のスピードをアップさせることです。その結果、株式上場などで、投資した資金を何倍、ン十倍、、、にして回収していくことになります。

つまり、エクイティファイナンスは、その資金を回収するストーリーが必要です。VC側の理由もあり、5年から10年程度で、投資して保有した株式を売却することで、資金化しないといけません。期限があります。

この期間内に、投資先の企業価値があがり(=保有する株式の価値が向上)して、その価値を評価して買い取ってくれる先の存在が必要になります。とすると、株式の公開を行うか、M&Aによって誰かが買い取るなどの出口が必要になってきます。

投資家が株主としての権利を行使する

投資家は、持ち株比率に応じた権利を持ちます。

これはなんとなくイヤーな感じがするかもしれませんが、そうとも限りません。株主として、様々な方面に協力をして、支援をしてくれる可能性もあるということです。

ただし、経営者にはいわゆるディスクローズする責務が発生します。つまり、業績の定期的な報告や、株主総会をきちんと開催して決議をとっていくことなど、家族経営などではなぁなぁになっていたことをしっかりと行う必要があります。

これの真の意味は、会社の組織体制を整えて、経営体としての体裁を法的にも実質的にも整理整頓することを求められるということです。公器の器としての形を整えることになります。

また投資契約によっては、ベンチャーキャピタル側の人を取締役として経営陣に参画させるというケースもあります。この場合、取締役会においてもより緊張感のある議論がなされることになります。

企業価値1.5億円〜2億円までは自力が頑張る

企業価値というのは資本金のことではありません。簡易的には純資産と将来利益の合計値で計算される、現在時点での企業の価値です。

ここでいう意味合いは、株数×株価=時価総額ということになります。そして、一番難しい部分ですが、将来利益の判断は投資家によって変化していきます。

企業価値が1.5億円ということならば、2,000万円の出資を受けても、投資家の持ち株比率は11.7%(2,000万円÷17,000万円)ということになります。

ベンチャーキャピタルによっては、一回当たりの投資額のロットを決めていたり、持ち株比率の上限が内規で決められているケースもあります。また、最初は、出資ではなくて融資でお金をいれて、その後一定の条件を満たすと株に変化するという契約を活用する場合もあります。

時価総額の評価も、投資家のもっている情報によってだいぶ変わります。加えて、その評価してもらうタイミングの市況や盛り上がり具合も影響を受けることがあります。

成長意欲の高い経営者であり、実際にその覚悟を決めているならば、こういう資金を活用して計画を遂行していくという選択肢もあります。

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