事業計画書とは?
事業計画書は、誰がどのような目的で、作成する書類かというと、起業家が銀行や投資家に対して資金調達をする為の資料として作成する、非常に重要な書類のことです。
この事業計画書の内容によっては、資金調達源である、銀行やベンチャー投資家から理解しづらく、資金を引き出す上でマイナスになり、一般的な事業計画書の書き方に全く沿っていないと言えます。
では、良い印象を与えるための事業計画書の書き方の7つのポイントを以下にまとめます。
事業計画書の書き方 7つのポイント
1:事業計画書の概要
概要には、この計画書の作成目的をひと目で、その内容がわかるように工夫して書いていきます。
2:会社概要
これは、会社の経営方針やこの業界の中で、何を実現させていくのかを判りやすく伝える項目です。
自社のことを全く知らない人でも、会社概要に目を通せば、大体の内容を理解できるように書いていかなければいけません。
また、おもしろい会社だな、という印象を持ってもらうことも重要です。
それに加えて、創立、創設者、出資者、現在の経営状況、業種、法人化の有無、成長可能性や見通しなども載せておくと良いです。
3:あつかっている製品とサービスについて
自社がどのような製品を扱っているか、また、サービス内容について記述します。
製品提供を書くことにより、消費者のニーズと利益関係について把握することが出来ます。
その際、材料費などの詳細データの図や表の添付も効果的です。
4:市場分析の概要
自社が市場で、どのような立場でいるのかの説明が必要です。
市場内で、自分の行っている事業がその業界内でどれくらいの価値があるのかを伝えます。
競合他社の対策案も添付するとわかりやすく、存在価値をアピール出来ます。
5:戦略と実行方法についての説明
業界内で、どのような事業を進めていくのか、この事業は、どのような立ち位置で、これから、どのように事業が成長していくか理由を記述します。
次に、顧客量と、顧客へのアプローチ方法、また、開発が必要な場合なら、研究開発の進め方と継続方法についてのポイントを判りやすく示します。
これは、売上げをアップさせていく為の計画と、そのために必要な予算、それによって得られる成果をまとめます。
6:経営概要について
事業形態や経営組織の主要な人物を記述します。
会社の約割を示す為に、事業背景と経験概要、経歴書を添付します。
7:資金計画
製品の損益計算書や現金出納帳、スジュール表の添付で数字として表現します。