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小資本起業ノウハウ・稼げるビジネスモデルの発想法

副業・兼業から始める本格的経営論

QiiQ inc.

失敗する企業あるあるの落とし穴!5年でつぶれる会社にならないビジネスプラン立案のポイント

2018年1月31日 by QiiQ inc.

起業してからの5年で、80~85%の企業が倒産すると言われています。これらの失敗してしまう企業には、どのような特徴があるのでしょうか。また、失敗しないためには、どのような点に留意すればいいのでしょうか。
今回は、失敗してしまう起業家がやりがちな「危険度の高いビジネスプラン」によくある特徴を“あるある形式”でお伝えしていきます。また、ビジネスプランを作成するときに注意しておきたいポイントについてもご紹介いたします。これから起業を考えている方は、5年で会社をつぶさないためにも、ぜひご覧になってください。

失敗する企業がやってしまいがち!危険なビジネスプランあるある

①  理念がなく社外向けに数値ありきのプランを作ってしまい、数字を眺める憂鬱な毎日。

起業家A氏は、ひとまずベンチャーキャピタルや銀行から借り入れをするためだけに、数字ありきのビジネスプランを作成しました。そんな状態からいざ事業を立ち上げてみると、いつまでも自分がやりたいことやビジネスを通して提供したい価値とは無縁のままで、ただただ数字に追われる日々を過ごすことになってしまいました……。

■数字ももちろん大切ですが、自分が本気で実現したい事業やサービスを行えるビジネスプランになっているかどうか、見直してみましょう。

②リサーチをしっかり行っておらず、いざ商品を作ってみても誰にも必要とされずに終了。

起業家B氏は顧客ニーズを調査せずに、友人知人への簡単なヒアリングだけで商品を完成させてしまいました。勢いで起業してみたものの、実際に販売してみると顧客に見向きもされません……。

■「こんな商品があったらいいな」という思いと、実際にお金を払って利用することとの間には、大きな壁が存在します。リサーチによってそのギャップを埋める必要があります。ヒット商品や人気のサービスを作るためには、事前に入念なリサーチが不可欠です。

③“いい商品(サービス)であれば売れる”妄信プランを作ってしまい、売れる前に店じまい。

起業家C氏が作る製品は、素材にもこだわり、デザインも細部まで洗練されていて、本当に品質の良い商品。いい商品であれば、自然と口コミで広まると信じて、ほとんど営業活動を行っておらず、在庫が増えるばかり……。

■良質な商品に価値があるのは確かですが、たとえ良質な商品であったとしても、必ずしもそれが売れるとは限らないのが、ビジネスの難しいところです。見込み客に自社の商品を認知してもらうためには、マーケティング計画が必要です。

④突発発生コストを見落としているプランを作ってしまい、事業拡大のチャンスを逃す。

起業家D氏のビジネスは軌道に乗り、待ちに待った事業拡大のチャンスが訪れました! ところが、事業拡大にかかる突発発生コストに耐え切れず、またとない機会を目の前で逃してしまいました……。

■事業を大きくするためには、新たに人を採用したり、事務所を開設・移転したり、商品やサービスの値上げをしたりと、何かとコストがかかります。これらを甘く見積もっていると、キャッシュが足りず人も増やせず苦しい状態に追い込まれてしまいます。

⑤売れているはずなのにキャッシュフローが追い付かないプランを作ってしまい、黒字倒産まっしぐら。

起業家E氏のビジネスは、商品やサービスの売れ行きが好調で、このまま行けば会計上の収支は黒字のはず!と思っていたところ、キャッシュフローが追い付かないために、黒字倒産してしまいました……。

■企業には、商品の仕入れや従業員の給与などのお金が出ていくタイミングと、顧客からのお金が入るタイミングとがあります。このバランスを意識しておかなければ、たとえ黒字でも経営が立ち行かなくなってしまいます。ビジネスプランを考えるときは、資金繰りについても十分に検討しておきましょう。

⑥リスクマネジメントなしの超ポジティブプランを作ってしまい、いざというときにあたふた。

起業家F氏の会社が開発したアプリは中高生に非常に人気があり、このままサービスを継続していれば安泰と考えていました。しかし、新興企業が開発した類似のアプリの出現により、あっという間にシェアを奪われてしまいました……。

■環境の変化により状況が大きく変わることがあります。とりわけ、法改正や市況の変化、そして競合他社の出現といった外部環境の変化により、これまでは無事だったビジネスに、打つ手がなくなることもあります。周囲の環境の変化に対応できないビジネスプランでは、勝ち残ることができません。リスクマネジメントは前もって行っておきましょう。

5年でつぶれる企業にならないビジネスプラン立案のポイント

それでは、5年でつぶれてしまう企業にならないためには、どのような考え方でビジネスプランを作成すればよいのでしょうか? ここからは、失敗しないための立案のポイントをご紹介していきます。

ビジネスプランの役割は?

そもそもビジネスプランには、起業家の想いを形にして伝えるという役割があります。起業のタイミングだけでなく、ビジネスが軌道に乗ってからも、さまざまな場面において起業家の想いを伝え、周囲の協力を仰ぐことが必要になります。

ビジネスプランの例としては「事業計画書」が挙げられます。また、「企業理念」をはじめとした社長のメッセージも、ビジネスプランに基づいた内容となっています。

ビジネスプランは、投資や融資を依頼する資料に添付することもありますし、パートナーシップ関係など外部の企業に協力を求めるときに提出することもあります。起業家の想いと計画を的確に伝えるものでなければなりません。したがって、その内容は誰が見ても理解しやすく、かつ価値を認められるものとなっていなければなりません。

ビジネスプランを考えるうえで必要な<6W2H>の要素

①  What

どんな商品やサービスを扱うのか、具体的な内容を示します。

②  Why

起業家自身が、どうしてこのビジネスを行うのかを明確にします。また、このビジネスにどんな社会的な意義があるのかを説明します。起業家の想いを表す大切な要素です。

③  Where・Whom

このビジネスで参入する市場はどこか、また顧客は誰なのかをまとめます。具体的にターゲットを絞り込みましょう。

④  When

いつ資金や人が必要となるのか、タイミングについて説明します。これらを定めることにより、計画性が生まれてきます。

⑤  Who

計画を実現するにあたり、どの人物が何を行うのか、どんな人材が必要かを示します。また、人物の能力や経験、人数についても検討します。

⑥  How to

その商品やサービスで、どのように市場で勝ち抜いていくのかを伝えます。独自性や販売力など、商品の強みを生かすための手段が求められます。

⑦  How much

資金・売上高・利益はいくらくらいなのか、目標を提示します。どんなタイミングでどれくらいの資金が必要となるのか、具体的な数値を試算しましょう。

ビジネスプランを作るうえで留意すべきポイント

最後に、ビジネスプランを作るうえで留意すべきポイントをご紹介します。失敗しないビジネスプランを作るために、気を付けたいポイントをまとめました。

①  誰が読んでもわかりやすい文章表現

ビジネスプランを作成するときは、誰が読んでもわかりやすい文章表現を心がけましょう。たとえば、同窓会で会った異業種の友だちに「どんなビジネスをしているの?」と質問されたときの回答を考えてみてください。わかりやすい言葉で説明しますよね。ビジネスプランを作成するときには、ごく一部の人にしかわからない専門用語や難解な表現などは避けて、読み手の頭にすっと入る言葉で文章を作成するのがポイントです。

②  根拠のある資料による予測

説得力のあるビジネスプランに仕上げるためには、あくまで根拠のある資料をもとに予測を行ってください。たとえば、イメージだけで「××な人に売れるはず!」と断言するのは避けるべきです。まずは「△△という場所で、○○人から、××という反応がありました」といったデータを提示するとともに、根拠に基づいた予測をしましょう。

③  事業リスクや問題点への対応策

良いビジネスには競合が存在します。また、法改正や市況の変化によって、新たに問題が生じるおそれもあります。このように、どんなビジネスにもリスクがつきものです。ビジネスプランを作成する際には、あらかじめ起こり得るリスクを想定するとともに、その対策についても明記しておく必要があるでしょう。

④  起業家としての起業動機やビジョン

「そもそもどうしてこのビジネスを行うのか」という起業の動機や、ビジョンは、ビジネスプランにおいて重要なポイントです。とりわけ、ベンチャーキャピタルからの評価基準では、起業家の人物像が見られる傾向にあります。起業した動機やビジョンが十分に伝わる仕上がりになっているかどうかを、今一度確認してみましょう。

まとめ

失敗してしまうビジネスに共通するのは、自分に都合のいいところだけを見て、肝心のリスクについては十分に考慮されていない点にあります。どんなビジネスにもリスクはつきものですから、事前に想定して対策を考えておくことが不可欠です。ビジネスプランに必ず盛り込んでおきましょう。リスクマネジメントまで盛り込み、根拠まで書かれているビジネスプランは説得力を生み、信頼されます。

また、ビジネスを行ううえで、誰かの協力や助けが必要になります。そんなとき、起業家のビジネスへの情熱が伝わると、周囲の人々からの協力を得られやすくなります。ビジネスプランで、ビジョンを明確にしておくとともに、熱意も伝えましょう。読み手を意識して、伝えたい情報をわかりやすくまとめることが大切です。

これからビジネスプランを作成するときは、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にして、ビジネスをうまくドライブさせてください。

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Filed Under: ビジネスプラン, 事業拡大, 事業計画書, 独立, 経営者

初めての起業でおさえておきたい5つの集客方法

2017年12月21日 by QiiQ inc.

Shopping Internet Digital Connection Networking Concept

BtoB・BtoCに関わらず、あらゆるビジネスにおいて「集客」は避けられない活動です。とくに起業を始めたばかりの方にとってはなかなか有効な集客方法が掴めず、つまずきやすいポイントになりやすいでしょう。この記事ではそのような個人事業主の方のために、最初におさえておきたいスタンダードな集客方法を5つご紹介します。とくに集客方法の基本をきちんと知りたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。

 

ホームページへの集客方法3選

現在ではビジネスを行ううえでホームページを作ることが前提となっており、ホームページを作成すれば24時間休むことなく事業の広告塔として機能してくれます。ただ存在しているだけのホームページでは意味がありませんので、インターネットユーザーを呼び込むための施策を展開し、集客につなげることが重要です。代表的なホームページへの集客方法を3つご紹介します。

 

検索エンジンからの集客(自然検索)

まずご紹介するのは、Googleをはじめとする検索エンジンからの流入を増加させる方法です。インターネットユーザーはそれぞれ知りたい情報を検索エンジンから探しますが、このインターネットユーザーの行動は「自然検索」と呼ばれています。検索エンジンからの集客を増やす方法は自然検索の表示順位を上げるSEO対策や、サイト内のコンテンツを充実させるコンテンツマーケティングが一般的です。上手く対策を行えばユーザーの能動的な検索により多くの集客が期待できます。一方で、大きな効果を得るためにはノウハウや知識が必要になる点はデメリットかもしれません。この手法について無料・有料でできる実践方法をご紹介します。

 

 

無料の方法

SEO対策はサイトの編集さえできれば実践自体は決して難しい作業ではありません。インターネットで検索すれば「ユーザーが検索しそうなキーワードを盛り込む具体的な方法」や「キーワードを入れるときの効果的な位置」など、SEO対策のポイントがまとめられた情報サイトが見つかるはずです。コンテンツマーケティングについても、一般的な手法が詳しく説明されている情報サイトが簡単に見つかるでしょう。個人で実現できる集客数の増加には限界がありますが、まずはこうした無料で手に入る情報を利用して勉強してみるのがオススメです。

 

有料の方法

SEO対策やコンテンツマーケティングは個人でも無料で実践できる一方、結果を出すのは簡単ではありません。サイトの規模によっては作業量が個人のキャパシティを超えてしまう場合もあります。もし個人での実践が困難だと判断した場合には、ノウハウ・知見を持っている専門業者にSEO対策やコンテンツマーケティングを依頼するのが現実的です。もちろん費用はかかってしまいますが、個人で行うよりも迅速に効果が期待しやすいでしょう。

 

ソーシャルメディアからの集客

Facebook・twitter・Instagramといったソーシャルメディアはインターネットユーザーであれば誰でも持てるメディアです。ビジネス目的での利用も想定されており、自社のアカウントを作成してうまく活用することでホームページの集客数の増加が期待できます。配信する内容によってはユーザーの拡散による「バズ」も期待できますが、反対に事業内容とソーシャルメディアの相性が悪い場合はうまく広告として機能しない可能性があります。この手法の無料の方法と有料の方法を具体的にご紹介します。

 

 

 

無料の方法

ソーシャルメディアはアカウントを取得すれば好きな情報を投稿でき、事業内容やホームページへのリンクを記載するのも自由です。ソーシャルメディア内で他のユーザーとつながれば、投稿内容がそのまま宣伝になります。手軽に利用できますが、その一方で投稿を継続して行うことに手間がかかる点や大々的な宣伝効果は期待できないことが難点です。

 

有料の方法

Facebook・twitter・Instagramといった大手のソーシャルメディアは事業者向けにプロモーションサービスを展開しており、投入する費用に応じて同じソーシャルメディアを利用しているユーザーに向けた広告展開が可能です。個人の投稿では困難な規模の宣伝展開や露出頻度が実現できます。この手法をホームページの集客施策として利用している事業者も多いようです。

 

外部サイトからの集客

外部サイトからホームページへの流入ユーザーを増やす施策も存在します。文章やコンテンツを作成する力が事業者本人に備わっていれば無料で実践できる方法です。逆にそのようなスキルがない場合、やはりコストをかけて取り組んでいく必要性があります。無料と有料の実践方法をそれぞれご紹介します。

 

無料の方法

Web上の媒体に「プレスリリース」の形で新商品・新サービスの告知を行えば、無料で記事として掲載されます。他には公式サイト以外にも新たに事業内容や商品・サービスについて紹介する無料ブログを立ち上げて更新を行っていく手法やメールマガジンを配信する手法などもあります。いずれも無料で実践可能ですが、展開をするにあたって作業量や手間が増える点に関しては注意しなければなりません。

 

有料の方法

外部サイトで展開されているバナー広告・テキスト広告・メール広告といった広告枠は「純広告」と呼ばれており、有料で出稿することが可能です。手段の一つとして、複数の異なる媒体へ広告出稿を一括で専門業者に依頼できる「アドネットワーク」を利用する方法もあります。他には検索エンジンでSEO対策よりも有利な位置に広告表示できる「リスティング広告」も一般的ですし、ターゲットや予算を入力してバナーを設定すれば自動で広告配信を開始してくれる「DSP」の有料ツールを利用する事業者も増えてきています。

 

プラットフォームを活用した集客方法2選

ホームページは優秀な広告塔となりますが、一方で作成や更新に手間がかかる一面もあります。コストをかけてホームページの作成や集客に力を入れても期待している集客に結びつかなければ意味がありません。

この事態の対策を考えた人の多くはホームページ以外にも外部のプラットフォームを利用した集客に力を入れています。外部のプラットフォームはあらかじめ用意されたシステムに登録して利用することが可能で作業量を大幅に削減できますが、プラットフォームごとに設定されているルールやロイヤリティに注意しなければなりません。以下にプラットフォームを利用した集客例を2つご紹介します。

 

事業ジャンルに特化したプラットフォームの活用

Web上では無数のプラットフォームが展開されています。それぞれのプラットフォームで得意とする事業ジャンルが異なるため、どのプラットフォームを利用するかによってターゲットの顧客にリーチできる可能性が大きく変わってきます。

EC系プラットフォームとして代表的なサイトは「Amazon」や「楽天ショッピング」などが挙げられます。出店時はロイヤリティを支払う必要がありますが、いずれも大手ショッピングサイトとして多くのユーザーを保持しているため安定した集客が期待できます。

実店鋪を持つ飲食店の場合は「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパー」といったプラットフォームが有名です。他にも美容院・ヘアサロンを専門に取り扱うプラットフォームは活発的に展開されているなど、事業ジャンルに特化したプラットフォームは増えている傾向があります。可能な限り事業内容に関連したプラットフォームを利用することが集客の手助けになるといえます。

 

動画配信プラットフォームの活用

マーケティング業界にではWeb上で配信する動画の有用性が注目されています。とくに動画配信プラットフォームの活用は集客の方法としてメジャーになりつつあります。動画配信そのものが宣伝や集客につながるだけではなく、再生数上昇による収益も期待できるところが魅力です。以下では「YouTubeの活用による集客」と「自社の動画配信プラットフォームによる集客」についてそれぞれご紹介します。

 

Youtubeの活用

動画配信サイトの代表格である「YouTube」。近年では「YouTuber」と呼ばれる一般ユーザーが動画投稿をして再生数による収益をあげることに成功させていますが、個人事業主が利用するうえでも多くの可能性を秘めています。

配信する動画コンテンツが多くのユーザーの関心を惹きつけられれば実店鋪・ホームページ問わず集客につながることに加えて、動画そのものによる収益も期待できます。さらにユーザー向けに実装されているアナリティクス機能は商用目的としても優秀であり、顧客分析として利用している人もいます。さらにはホームページを持たず、あらゆるマーケティングをYouTubeのみで行う方法も存在します。

 

自社の動画配信プラットフォームの活用

YouTubeよりも収益効率がよい有料の動画配信プラットフォームに契約し、自社のホームページなどで動画コンテンツを配信する方法もあります。集客につながるのはYouTubeと同じですが、メリットとしてこちらの方が動画再生から期待できる収益が大きい点が挙げられます。

 

***

事業のステージによって新規顧客開拓・リピーターの増加など集客の目的は変わるはずですし、実店舗の有無に至ってはそもそも考えなければいけない集客の定義が変わってきます。

実践する集客方法を選ぶ際は事業のステージに合った集客の目的や現在取り組んでいる事業に沿った集客の定義をきちんと明らかにしておくようにしましょう。

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Filed Under: マーケティング, 事業拡大, 独立, 起業 ノーリスク

起業時に役に立つ!自己資金が足りない人の資金調達方法14選

2017年11月13日 by QiiQ inc.

起業時に必要な費用を自己資金だけでまかなえるケースはごくまれです。多くの場合は、何らかの方法で資金調達することになるでしょう。今回は起業時の資金調達方法をカテゴリーに分けてご紹介します。起業の資金工面にお困りの方や、円滑な事業スタートのために今以上の資金が必要な方は参考にしてください。

銀行融資を受ける

銀行からの融資は、起業時の代表的な資金調達方法です。銀行融資といっても種類はさまざま。以下に代表的な銀行融資をご紹介します。

1.   プロパー融資

プロパー融資とは、信用保証協会による保証なしで貸付を行う融資です。通常、銀行は債務者が返済困難な状態に陥った場合のリスクを鑑み、返済を代行する信用保証協会による保証のもと融資を行います。一方、プロパー融資ではこの保証を付けず、銀行が直接リスクを負います。

2.   ビジネスローン

近年、各銀行で中小企業を対象とした無担保ローンが提供されています。銀行によって名称は違うものの、一般的には「ビジネスローン」と総称されています。商品ごとに細かな差異はありますが、共通しているのは担保・保証人なしで融資が受けられること、審査スピードが速いこと、金利が通常の銀行融資よりも高めに設定されていることです。

3.   信用保証協会付融資

銀行との信頼関係が構築されていなければ、プロパー融資を受けることは困難です。ベンチャー企業、中小・零細企業の多くは、信用保証協会からの保証付きで融資を受けています。信用保証協会の審査を通過すると、銀行からの融資においては信用保証協会が「保証人」として機能します。

4.   不動産担保融資

所有している不動産を担保に入れて、融資を受けます。この形態では、高額の融資を受けられることや、金利が低いことがメリットとして挙げられます。物件購入時に必要な融資を受ける際に、その物件自体を担保とする方法も一般的です。

補助金・助成金を利用する

銀行からの融資は、当然ながら返済を行うのが前提です。一方で、原則として返済不要な補助金・助成金も存在しており、起業家に活用されています。起業家に利用されることが多いのは下記のような補助金・助成金です。

ここでの最大の注意点は、これらのお金は利用した、使用した後に着金する類のお金であるということです。したがって、一時的には自分でその分を用意するか、金融機関から借り入れるなどの対応も必要です。

5.   経済産業省系の補助金

経済産業省は起業件数の増加、地域活性化、中小企業の支援といった目的のもとに、いくつかの補助金を提供しています。創業時の経費を助成してくれる「創業補助金(創業・第二創業促進補助金)」、資金援助と同時に商工会議所の助言も受けられる「小規模事業者持続化補助金」、ものづくりに従事している中小企業を支援する「ものづくり補助金」など種類はさまざま。採択率は決して高くありませんが、資金援助を受けられれば起業が大幅にスムーズになるはずです。

6.   厚生労働省系の助成金

厚生労働省からは雇用の促進、労働者の能力向上などを目的として助成金が提供されています。補助金とは違い、設定された要件にあてはまりさえすれば応募数に関係なく獲得できるのが助成金の特徴です。厚生労働省の助成金は、「トライアル雇用奨励金」「キャリアアップ助成金」など雇用に焦点が当てられています。従業員を雇い入れる予定があるならば、内容を確認しておくとよいでしょう。

7.   自治体独自の補助金・助成金

各自治体が地域振興を目的として独自で補助金・助成金を展開しているケースは少なくありません。家賃補助、信用保証料補助など、バリエーションは市区町村によって異なります。自治体によっては目立った補助金・助成金を提供していない場合もありますが、あらかじめチェックしておいて損はないでしょう。

8.   大手企業、政府系金融機関、各種財団などの補助金・助成金

数は多くないものの、大手企業、政府系金融機関、各種の財団が起業家に対して補助金・助成金を展開しています。審査通過のためには、将来性を感じさせる明確なビジネスプランの提示が必要なため、採択のハードルは極めて高いようです。一方で、ビジネスプランに自信がある起業家にとっては大きなチャンスとも言えます。

その他の方法で創業者が個人借入をする

銀行は起業家への融資に関しては基本的に慎重な姿勢を保っています。補助金・助成金は魅力的ですが、採択のハードルは決して低くありません。どちらの資金調達も困難な場合、個人的な借入で起業資金を補填するのもひとつ方法です。

9.   消費者金融から借入

消費者金融の審査は、企業に対する銀行の審査と比較すると通過しやすい傾向にあります。このことから、業歴がないため銀行の融資を受けられない起業家が消費者金融から借入するケースは少なくないようです。容易に資金調達ができる一方で、金利の高さや、契約内容によっては借入額の事業利用を制限している点に留意しなければなりません。

あなたの始めるビジネスで、できる限り短期間で返済できない場合には、利用しない方がいい手法ではあります。

10.   親族・知人から借入

起業家個人に信用があれば、親族や知人から借入を受けて起業資金を補填することも可能です。金融機関からの融資で行われるような審査は存在せず、あくまで個人間の信頼関係のみがベースとなります。借用書や契約書を作成し金銭トラブルの防止に努めるのが一般的ではありますが、問題が起きないということは少なく、起業家・起業経験者の間では「なるべく選ぶべきではない方法」として認識されています。

出資者/応援者から資金提供を受ける

11.   エンジェル投資家

「エンジェル投資家」と呼ばれる、起業家に対する資金援助を個人で行っている投資家が存在します。銀行に比べると提供する資金は少額ですが、業歴の浅さから審査通過が難しい起業家をサポートしています。また、資金援助に加えてコミュニティーの拡大、精神的なバックアップを行うエンジェル投資家もいます。通常、エンジェル投資家は出資のリターンとして起業の株を保有し、利益に応じた配当を受け取ります。多くのエンジェル投資家はスタートアップの困難さを知っている元起業家です。世界を見渡すと、有名企業のCEOやセレブリティーがエンジェル投資家として名を連ねています。

12.   クラウドファンディング

「クラウドファンディング」は、特定のプロジェクトに対して資金を必要としている事業者が、インターネット上で資金援助したい投資家に広く呼びかけ、資金を集める方法です。複数の投資家から出資を募り、利息や配当を還元する「貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)」もあります。起業アイデアの魅力を投資家に伝えられれば、実績や信用にかかわらず資金を調達できる、大きな可能性を秘めた方法と言えるでしょう。

クラウドファンディングはその内容によって、購買型、寄付型、株式投資型など実態は単なる販売契約であるものもある一方、株式を購入してもらう形式のものもあります。あなたのビジネスに合うものを吟味して、選ぶことが必要です。

その他

上記でご紹介した方法にいずれにも属さない、一風変わった資金調達方法も存在します。

13.   ビジネスコンテスト

企業の代表や大学教授などが審査員として、参加者のビジネスプランを評価するビジネスコンテスト・コンペティションが定期的に開催されています。単に識者や専門家からのアドバイスが受けられるだけでなく、入賞者には賞金が提供されるため、資金調達方法として活用することも可能です。コンテストの入賞実績を審査の判断基準とする金融機関も多く、他の資金調達がスムーズになる効果も期待できます。他の参加者との競争は厳しいものがありますが、入賞による宣伝効果も含めれば、その後の起業活動に与えるポジティブな影響は決して小さくありません。

14. 仮想通貨を通じて資金調達を行う(ICO)

ICOとは、Initial Coin Offeringの頭文字です。「クルドセール」や「プリセール」、「トークンセール」とも呼ばれ、株式を利用した従来の方法ではない資金調達手段として注目を集めています。

資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが、独自の仮想通貨を発行または販売し、資金を調達することを指します。投資家には「コイン」や「トークン」と呼ばれるデジタル通貨(資産)を購入してもらいことになります。

 


上述したとおり、起業資金の調達には多くの方法が存在します。基本的にノーリスクな補助金・助成金には積極的に応募して損はないでしょう。銀行からの融資はスタンダードな方法であり起業時の資金調達方法として安定していますが、審査通過が困難であればエンジェル投資家やクラウドファンディングなど新しい方法を利用するのもおすすめです。個人的な借入は、他の方法での資金調達が難しい場合の最後の手段として考えるのがよいかもしれません。もしビジネスプランに自信があるなら、ビジネスコンテストでチャンスに賭けるのもひとつの方法です。

展開予定のビジネス、積み立てた自己資金の額、その他シチュエーションによって適切な資金調達方法は変わってきます。状況を鑑み、ベストな資金調達方法を選択してください。

また、ただ一つの方法だけで行くという考え方はせず、いくつかの手法を組み合わせてやってみることも検討の必要があります。

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Filed Under: ビジネスプラン, 会社設立, 資金調達, 起業 ノーリスク Tagged With: 経営者, 資金, 資金調達, 起業準備, 金融機関

どうやって認知度を上げた?経験者の声から学ぶ「セルフブランディング」

2017年10月31日 by QiiQ inc.

――個人事業主は認知度が低い――

会社の看板や肩書がない個人事業主の壁になりやすいポイントの一つに「認知度が低い・またはない」が挙げられます。大きな企業のように広告や宣伝の費用をかけることはできないので、費用対効果が高い戦略を編み出したいところです。

そこで試したいのが「セルフブランディング」です。個人事業主としてどのように自分のブランド力を高めるかを考え、顧客に“自分の姿”や“事業のイメージ”を伝える取り組みを行うことで、認知度を高めることが可能です。さらに将来的には顧客の購買行動にまで繋がることが期待できるでしょう。

この記事では個人事業主たちが実際に行った「セルフブランディング」の情報収集の手段や、力を入れて考えたポイント・実践した取り組みなどを紹介し、セルフブランディングを実践するための具体的なノウハウを解説します。顧客からの認知度を高めたい方やセルフブランディングについて考えたことが無い方は必見です。

 

まずは「参考になる情報集め」を始める

いきなり「自分はこういう人間です!」と自信を持って言える人は少ないのではないでしょうか。セルフブランディングでは “自分のあるべき方向を見つけて確立する”までの苦労が多いです。

目指すべき“自分の姿”や“事業のイメージ”を作り上げるために、まずは「参考になる情報探し」から始めましょう。

ここで、実際に個人事業主たちがセルフブランディングをする上で参考にした情報を紹介します。

 

 

【アンケート】セルフブランディングに取り組む際に参考にした情報は?

1位:インターネット・・・31%

2位:知人・友人・・・26%

3位:セミナー・・・15%

4位:書籍・・・12%

5位:同業他社・・・10%

6位:異業種他社・・・5%

7位:その他・・・1%

 

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・調査対象:セルフブランディング経験がある20~60代の個人事業主

・調査数:100人

・調査方法:インターネットリサーチ

・調査時期:2017年10月

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1位:インターネット・・・31%

・インターネット上でお付き合いしている方が何かと頭に浮かぶ事が多いので、どのように存在感を高めているのか考えてみた。(岐阜県・35歳・男性)

・SNSやインスタグラムなのでフォロワーが多い人などの記事や画像を参考にしました。(山梨県・36歳・女性)

・SNS等を通して色々な人のブランディングを参考にできるので。(奈良県・41歳・男性)

「インターネットやSNSを通して参考にしたくなる魅力的な人物を探した」という声が多くみられました。

 

2位:知人・友人・・・26%

・個人的な能力を売りとして活動するに当たって、魅力的に見える同業者の在り方を真似させてもらいました。(愛知県・37歳・男性)

・友人にライターとして活動している方が居るので、自分の売り込み方やオリジナル性の出し方を教わった。(岩手県・37歳・男性)

・企業でブランディングデザインを経験した友人に色々と相談をした。(北海道・32歳・女性)

「知人・友人からブランディング経験者を見つける、または教わった・相談した」という声がありました。

 

3位:セミナー・・・15%

・ネットに情報やセルフブランディングがあふれている中で、他とは違う戦略に満ちたブランディングに取り組みたかったため。(千葉県・47歳・女性)

・自分だけで得られる知識だけでは足りない気がして心配だったからセミナーに参加した。(福岡県・31歳・女性)

・現場でしか配られない資料が手に入れられた上に、その都度質問できるため。(滋賀県・36歳・女性)

 

「セミナーの現場だけでしか得られない貴重な情報を手に入れた」という声がありました。

 

***

⑥ノウハウが詰まった資料を手に入れる

⑦セミナーの講師に質問する

まずは無料で手に入る情報収集から始め、知人や友人などの人脈がある場合はコミュニケーションを取りながらさらに情報を集め、より理解を深めたい分野が見つかったときはセミナーに足を運んでみる…という手段をとると良いでしょう。

 

 

セルフブランディングで力を入れて考えるべきポイントとは?

情報収集は終わったものの、次に何を考えればいいかわからない…。「あれだけ考えたのに時間のムダだった!」とならないためにも、押さえておきたいことが「何に力を入れて考えるべきか」についてです。

ここで、経験者が力を入れて考えたポイントを見てみましょう。

【アンケート】セルフブランディングで力を入れて考えたポイントは?

1位:自身の「売り」になるポイントの設定・・・47%

2位:ターゲットの絞り込み・・・33%

3位:端的に強みを伝達する方法の検討・・・18%

4位:その他・・・2%

 

 

 

 

 

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・調査対象:セルフブランディング経験がある20~60代の個人事業主

・調査数:100人

・調査方法:インターネットリサーチ

・調査時期:2017年10月

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1位:自身の「売り」になるポイントの設定・・・47%

・自分の提供できるサービスが他社とどう違うのか、何をプラスアルファとして顧客に提供できるのか、が一番大切なポイントだと思えたので。(神奈川県・42歳・男性)

・自分の「売り」をどうやって客観的に捉え、第三者にアピールするのか?これが一番難しく気付かないので知人に相談しました。(兵庫県・59歳・男性)

・自分自身の売りが何なのかを明確にしなければ、相手に効果的に伝えられないと考えたからです。(埼玉県・27歳・男性)

「自分の『売り』を効果的にアピールするために、客観的に考えた」という声が多くありました。

 

2位:ターゲットの絞り込み・・・33%

・例えば年齢による色・柄の好み、素材の好み、価格帯、販売ツール等ターゲットを絞り込んだ。(愛媛県・58歳・男性)

・セルフブランディングを行う前は、いろんな世代に受ける内容が多かったので、ある一定世代にターゲットを絞る方法に変更しました。(鹿児島県・34歳・男性)

・どのような人に読んでもらいたいかというのを重点的に考えた結果ターゲットを絞り込む方が効率的だという考えに至った。(神奈川県・21歳・女性)

「効率良くターゲットにリーチするために、対象をしっかり絞り込むことを考えた」という声がありました。

 

3位:端的に強みを伝達する方法の検討・・・18%

・自分をブランディングする為には多くの人に知っていただく必要があるので、伝達する方法の検討が重要です。(愛知県・46歳・女性)

・知って覚えてもらうため、インパクトを与えることに力を入れました。(京都府・35歳・男性)

・人の目にとまりそうな表現や方法が一番大切だと感じたから。(三重県・37歳・女性)

「多くの人に知ってもらうためインパクトを与える方法を考えた」という声がありました。

 

***

このタイミングでは、主に自分とターゲットを客観的に見つめて分析することに力を入れます。

◆自己分析

・自分と他社の違いは?

・“自分”や“自分の事業”のアピールポイントは?

・第三者に伝わりやすい“自分”や“自分の事業”のアピール方法は?

 

◆ターゲット分析

・ターゲットに対してやるべきことは?

・ターゲットに発信すべき情報は?

・ターゲットにインパクトを与える方法は?

自分を見つめて自己分析をすることで、セルフブランディングを実践するときに効果を高めるポイントを整理し、強みやアピールポイントを明確化します。併せてターゲット分析も行い、「数を打てば当たる」という方法ではなく、戦略的に成功率を高めることを考えます。ここで考えたことは次項の実践で活かします。

 

 

いざ実践!経験者はどんなセルフブランディングの取り組みをした?

自分とターゲットのことはしっかり考えた!次はいよいよ実践です。

いざセルフブランディングを実践することになったら、どのような取り組みをすればよいのでしょうか。先述したとおり個人事業主はあまり費用をかけられないことも多いので、ここはインターネットを活用したいところです。

経験者がセルフブランディングのために実施した具体的な取り組みを参考にしてみましょう。

【アンケート】セルフブランディングで実施した具体的な取り組みは?(複数選択可)

1位:ホームページの作成及び内容の充実・・・44人

2位:SNSでの双方向交流・・・38人

3位:キャッチコピーの作成・・・35人

4位:値段設定、サービスや品の供給量のセーブ・・・6人

5位:その他・・・2人

 

————————————————————-

・調査対象:セルフブランディング経験がある20~60代の個人事業主

・調査数:100人

・調査方法:インターネットリサーチ

・調査時期:2017年10月

 

1位:ホームページの作成及び内容の充実・・・44人

・最初に、自身をよく知ってもらうためのホームページを作成しました。無料ブログでは広告があって重くなるので、家電量販店で売っていた作成ソフトを利用しています。(群馬県・39歳・男性)

・まずベースとなるホームページを作り、そこを基点として少しずつ情報を伝達・拡散していくことが重要だと思ったので。(神奈川県・42歳・男性)

・ホームページを立ち上げて、そこに職歴や資格などを記載してアピールしました。(三重県・53歳・男性)

 

2位:SNSでの双方向交流・・・38%

・SNSの時代で情報発信は欠かせなく、一方的な情報発信でなくアンケートやポイント付与等によりツイッター、ライン、メールによって相互情報交換をしている。(愛媛県・58歳・男性)

・SNSなどで幅広く自分をアピールすることが出来ます。積極的に多くの人と交流をするようにしました。(愛知県・46歳・女性)

・横のつながりを確保してから広い層に向かっていくのが参考にしたモデルのやり方だった。(秋田県・42歳・女性)

 

 

3位:キャッチコピーの作成・・・35%

・多くの人の目に触れるキャッチコピーがまず必要であると考えました。そこから興味の入り口としてもらえれば良いと考えました。(埼玉県・44歳・男性)

・つい思い出してしまうようなきっかけがあれば、また思い出してもらえてブランド価値が高められるため。(滋賀県・36歳・女性)

・数ある情報の中で、埋もれないためにも人目を惹くキャッチコピーが一番大切だから。(山梨県・36歳・女性)

 

***

 

まずは、このアンケート結果で最も多く選ばれたセルフブランディングの基点となるような、自身の強みがわかるホームページを作成しましょう。しっかり力を入れて考えた自分の売りになるポイントが、サイト全体から伝わるようにします。また、持っているスキルや職歴・実績などの具体的な強みも充実させて、絞り込んだターゲットに、自分のことを強く覚えてもらえるような工夫をします。

インターネット活用のモデルケースの一つとして「SNSで人気が集まっているアカウントを研究してから自身の強みがわかるホームページを製作し、さらにリアルタイムの情報提供のためにSNSアカウントを開設する」という方法があります。ユーザーとのコミュニケーションが重要な時代ですから、双方向で交流ができるSNSアカウントがあると強みになります。

情報過多の時代なので、人の目に止まるキャッチコピーを考えておくことも大切です。自分のことが通りすがりのユーザーの記憶にも残せるように伝える言葉を工夫します。

セルフブランディングを成功させるコツとして“みんなに好かれようとしない”という考え方があります。大勢に良い印象を与えようとするあまり、狙いが定まらず誰にも魅力を感じてもらえない結果になると失敗してしまいます。絞り込んだターゲットに向けて、質が高い情報を発信しなければいけないということを忘れないようにしましょう。

 

いかがでしたか?まだ試したことがない方は、ぜひ戦略的なセルフブランディングを実践してみてください。

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Filed Under: マーケティング, 会社設立, 副業, 起業準備

先行投資の資金がある人向け!不労所得が手に入るオススメの副業12選

2017年9月8日 by QiiQ inc.

Horizontal indoors shot of businessman putting glasses to mouth and thinking over laptop.

「今よりもっと収入を得たいけど、このまま普通に働いていてもこれ以上収入が増えない…」そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。そこでオススメなのが不労所得型の副業です。副業は将来の蓄えにもなりますし、いずれ退職後に取り組む仕事として備えておくにも最適です。企業と労働契約を結ぶ以外にも、もっと自分自身のペースで自由にお金を稼ぐ手段が増えれば、今より多くのお金を増やすチャンスを掴むことができるでしょう。

そこで今回は、数万円〜数十万円程度の先行投資資金がある方に向けた少しニッチな金融・投資や、始めやすいビジネスを12個集めました。副業でもっとお金を増やしたい!と興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

 

金融・投資の副業で不労所得を得る!

副業の王道といえば金融・投資が定番です。いわゆる“お金に働いてもらう”代表的な手法になります。金融・投資と聞くと株式投資を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実際にはもっと手軽で少額から始められるものも存在します。

ここではそんな少額からでもチャレンジできる副業も含めた、6つの少しニッチな金融・投資の副業をご紹介します。

 

 

◆ハイリスク&ハイリターンの副業

「CFD」「先物取引」「ビットコイン&モナーコイン」の3つの副業は、ハイリターンだけど出した資金以上の損が出て赤字になる可能性もあるハイリスクな金融商品です。知識を持っていて損切りのタイミングに自信がある人や、リスクありきでもリターンが多いほうが魅力に感じる人にオススメですが、出した資金以上にお金が減るのが嫌な人には向きません。

※「ビットコイン&モナーコイン」に関しては、現物取引でなく証拠金取引での運用に関するお話をご紹介します。

 

1.CFD

差金決済取引を示すCFD(Contract for difference)は、売買時の差額で利益を得るキャピタルゲイン方式の金融・投資商品で、株価指数先物や株式、商品先物などが主な対象となります。外貨為替証拠金取引(いわゆるFX)もCFDの中のひとつになります。株の信用取引に比べて、レバレッジを大きく効かせられるという点が人気の理由です。また、24時間売買を行えるため自分の好きなタイミングで取引が可能です。また、国内の銘柄ではなく、海外の銘柄(AppleやAmazonなど)を手軽に売買できる点も利点の一つにあげられます。すでに株式投資の経験がある人はその感覚が生かせるため特にオススメです。

 

2.先物取引

端的に表すと“現在の価格で将来の商品売買を行う”というのが先物取引の仕組みです。将来的に商品が値上がりするか値下がりするかを予想し、その差額で利益を生み出します。事前に売買の価格を設定できるため、価格変動によるリスクを回避できるのが大きな特徴です。特に、特定の分野に関する深い知識を持っている人にオススメです。また、相場の読みが複雑になるため、投資経験をある程度持っているほうが有利と言われています。

 

3.ビットコイン&モナーコイン

インターネット上で流通する仮想通貨を使った投資方法です。仕組みはいたってシンプルで、ビットコインやモナーコインの価値が上がった際に換金し、その差額で利益を得ることができます。基本的にそれぞれの仮想通貨が普及すればするほどに価値が上昇するため、株式ほど複雑な読みが必要ありません。少額からでも気軽にはじめられますし、比較的分かりやすい構造なので投資初心者の方にもハードルが低い資産運用方法と言えるでしょう。

 

◆ローリスク&ローリターンの副業

「純金積み立て」「クラウドファンディング」「ソーシャルレンディング」の3つの副業は、出した資金以上に赤字になることがないローリスクな金融・投資です。想定以上の損が出ないので赤字への対策がやりやすく、放置型の要素が強いのでとにかく手間と時間をかけたくない人やコツコツやっていきたい気持ちが強い人にオススメです。

 

4.純金積み立て

毎月一定額で純金を購入して資産運用を行う「純金積み立て」。指定金額が定期的に引き落とされるため定期預金に近い感覚ではじめられます。純金は価値が安定しているので株式や債券のように信用低下によって価格が急落する心配がありません。また、緩やかではあるものの価格が上昇していくだろうとされている点も純金積み立てのメリットと言えます。投資初心者でも安心して始めやすく、少ない資金でコツコツ地道に資金を増やしたい方にオススメです。

 

 

5.クラウドファンディング

近年注目のクラウドファンディングの中には、投資の性質を持つものも存在します。主な分類は貸付型、投資型、ファンド型の3つです。貸付型はその名の通り、起業に資金を貸付、その利息等で利益を生み出します。投資型は投資信託に似た手法で、企業の成長に合わせたキャピタルゲインを狙うものです。一方、ファンド型はお金だけでなく、モノのリターンも同時に得られる方法です。株主優待を想像すると分かりやすいでしょう。仕組みはそれぞれ微妙に違いますが、いずれも投資として利用可能です。新しいモノやサービスを生み出す企業を応援しながら利益を生み出したい人に向いた投資方法です。

 

6.ソーシャルレンディング

「投資をしたい人」と「お金を借りたい人」をインターネットで結び付けるサービスがソーシャルレンディングです。投資額、返済期間、利率などの条件は初めに掲示されており、お金を借りたい人に小口のお金を貸し出すことで配当金を得ることができる流れになっています。「クラウドファンディング」と同じ仕組みなので「貸付型クラウドファンディング」と呼ばれることもあります。

魅力は個人投資家も投資しやすいように最低投資金額が10万円など低く設定されている案件が多い点です。投資金額が低いと当然として総額の儲け額も少なくなってきますが、作業はパソコンで案件を選んでクリックするだけなので費やした時間に対して意外と高い儲けを得ることができます。原則、毎月配当金がもらえますが、事業用の資金を貸しているため貸出し期間中はその資金を引き出すことができません。必然的に放置型で運用することになるので、なるべく何もせずに不労所得を狙いたい人に向いていると言えます。

 

 

ビジネスの副業で不労所得を得る!

“企業で働く以外の時間を有効活用する”を主軸にして考えてみると、自分自身が事業者としてビジネスに参入し、直接収益を挙げる副業を持つこともお金を増やす手段の一つになります。

ここでは効率的に収益を挙げやすい6つのビジネスの副業をご紹介します。

 

7.シェアリングビジネス

自分が所有する物を個人間で貸し借りし、その際の料金で収益を挙げるビジネスです。中心となるのは場所(部屋や駐車場)、乗り物(車やバイク、自転車)、物品(家具や服)、人材(知識・技術や死後値)です。取引開始は専用のアプリを使い行うのが一般的で、労働にかかる時間は受け渡しなどの1〜2時間程度です。物やスキルといった資産があれば、誰でも手軽に事業主になれるという点が大きなメリットです。帰宅してからの空いた時間や、休日のちょっとした時間でお金を稼ぎたいという方にオススメと言えます。

 

8.個人輸入ビジネス

海外から商品を輸入し、国内で利益を乗せて販売することで利益を得るビジネスです。販売する場所はヤフオク!やAmazonなので、すでに集客のためのプラットフォームができあがった状態から商売がスタートできるのが魅力です。ECサイトを立ち上げるための初期投資も手間もいらないので、少額かつ気軽にはじめられます。また、インターネット上で仕入れから販売までを完結できる他、商品の保管・発送をアウトソースできるサービスを利用すれば、労働時間も短縮可能です。忙しいサラリーマンでも十分に参入できるビジネスと言えるでしょう。

 

 

9.個人輸出ビジネス

国内で仕入れた商品を海外に輸出することで収益を得るビジネスです。円安時に稼ぎやすい手法であり、タイミング次第では大きな利益を挙げられます。主要商品は日本独自の品である伝統工芸品やアニメ・漫画、日本製の家電などがあります。2020年の東京オリンピックで日本に注目が集まる現在は、特に稼ぎ時であると予想されています。また、全世界が取引相手となるため、市場規模のスケールは日本の比ではありません。販売プラットフォームとして利用したいのはAmazonやeBay(海外オークションサイト)などがあります。参入障壁も低く、売れ筋商品が見つけられれば大きな収益を挙げられるビジネスと言えるでしょう。

 

10.駐車場経営

不動産を使った投資法のひとつです。建物を建てるのではなく駐車場を設置することで、その利用料金から収益を得るビジネスです。その他の不動産投資に比べて消費用が少なく、失敗したとしても損失が小さいのがメリットです。収益性が悪いと判断した場合には、別の活用法へ転換するのも容易という自由度の高さも魅力です。その他、所有している土地が狭小地や変形地であっても活用できるという点も注目です。すでに土地を所有されている方や両親から土地を譲り受けた方にオススメです。

 

11.コインロッカー経営

コインロッカー経営のポイントはなんと言ってもその手堅さにあります。基本的にロッカーを購入できさえすれば、設置しておくだけで収入が得られます。自動販売機のように商品の仕入れも不要なので、まさに不労所得という言葉がぴったり合うビジネスです。実は設置場所の地権者と売上を配分するビジネスモデルが確立されているため、土地を所有している必要もありません。いきなり大きな収益はなくてもすぐにはじめられるビジネスをお探しの方にオススメです。

 

 

12.中古アパート経営

中古のアパートを購入し、そこで入居者を募って家賃収入を得るビジネスです。厳密にはインカムゲインで収益を上げる不動産投資の一種ですが、賃貸経営を行うという意味では事業者にも分類されます。税金対策や資金調達、インフレ対策などさまざまなメリットがありますが、不動産会社を選定したり賃貸管理を行ったり自身で事業のコントロールができる点が大きなメリットです。最終的に売却する際はキャピタルゲインによる利益も考えられます。なお、物件取得にはローンが利用できるため資金が少ない方でも参入可能です。

***

副業でお金を増やす場合でも、自分の性格や人生の目標に合った稼ぎ方を選ぶことは重要なことです。突き詰めて考えてみると、人それぞれ不労所得を得たい理由は違うはずです。とにかくただひたすら何もせずにお金を増やしたいのであれば放置型の不労所得を選んだ方がいいでしょうし、本業の仕事以外で効率的に収入の柱を増やしていきたいのであればビジネス系の不労所得を選んだ方が得策と言えます。

今までの人生の中で「不労所得で生きていきたい・生活したい」と思ったことがある場合、大切になるのはチャレンジをするきっかけを作ることです。不労所得を得る第一歩は、自分できっかけを作ることから始まると言っても過言ではありません。まずはチャレンジのきっかけを自ら作り、不労所得を得るための具体的な行動計画を立ててみることから始めてみてはいか

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Filed Under: ビジネスモデル, 副業, 起業 ノーリスク

【調査あり】5つのビジネスモデルの基本パターンとビジネスアイデアで経営者が重視しているポイント

2017年7月19日 by QiiQ inc.


基本的なビジネスモデルの知識は、経営者にとって欠かせない知識です。なぜなら、既に成功しているビジネスモデルを真似したり、海外のビジネスモデルを参考にしたりすることによって、アイデアの閃きを具体的なビジネスとして昇華させることができるからです。このパターンや型という意識が大切です。

特に、これから新規事業を始めようと考えている場合、事業成功に繋げるためにも基本的なビジネスモデルのパターンを知ることはとても重要になります。
そこで今回は、事業を始める前に知っておきたい5つのビジネスモデルの基本パターンをご紹介します。
合わせて、全国の経営者100人を対象にした「多くの経営者がビジネスアイデアを出す上で重視しているポイント」のアンケートを実施しましたので、いま正にビジネスを成功させたい!とお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもビジネスモデルとは?

ビジネスモデルとは、一言で言うと「儲けるための仕組み」のことを指します。ビジネスモデルでは、事業をやって達成したい目的を定めるとともに、それを達成するための手段を定めます。
たとえば、まずは「天然素材を使ったハンドメイドアクセサリーを販売して、自然から生まれた素材の良さを多くの人に伝えたい」という目的を定めます。それに対して、「ネットショップで全国各地の人に販売する」であったり「多くのアクセサリー作家の作品を仕入れて露店で地元の人に販売する」であったり、それを達成するための手段を定めていきます。
ビジネスモデルを組み立てる上で考えておくべきなのは、「市場および顧客」と「サービスや商品を販売する仕組み」です。先ほどの例で考えると、“ネットショップ”や“露店”といった部分が「市場」にあたり、“全国各地の人”や“地元の人”といった部分が「顧客」にあたります。さらに、自分で作ったアクセサリーを直接お客さんに販売するのか、それとも作家の作品を仕入れて仲介して販売するのかが、「仕組み」にあたります。

ビジネスモデルにはどのような効果があるのか

新しい事業を始めるとき、思いつきや行き当たりばったりで行動すると、その場凌ぎの一時的なビジネスとして終わってしまうことがあります。事業を始める前にしっかりとビジネスモデルを組み立てておくことによって、事業が自分の目的と逸れてしまったり、収益をあげられずに失敗してしまったりするのを防ぐことができると考えられます。

ビジネスモデルの必要性

ビジネスアイデアを実現するためには、それを達成するためにビジネスモデルが不可欠です。また、事業を継続および発展させていくためには、より強固なビジネスモデルが必要となります。思いつきや行き当たりばったりの行動には将来性がともないません。それに対して、5年後や10年後まで考え抜かれたビジネスモデルがあれば、安定して収益をあげる見込みができるようになります。

これはマスト!覚えておきたい5つのビジネスモデルの基本パターン

ここで5つのビジネスモデルの基本パターンをご紹介します。主要なビジネスモデルなのでマストでチェックしておきましょう。

1.物販モデル

物販モデルとは、自分で商品を作ってクライアントに販売するというシンプルなビジネスモデルです。たとえば、ハンドメイドのアクセサリーを販売するのも物販モデルですし、野菜を作って販売する農家も物販モデルです。物販モデルでビジネスをしている企業は、小さいものから大きいものまで世の中に数多くあります。
物販モデルでビジネスを成功させるためには、自社でいかに魅力的な商品を生み出せるかが重要となります。他の企業に負けないような商品で勝負できるのであれば、多くのファンを生み出せるビジネスになるでしょう。そんな物販モデルのメリットは、利益率の高さです。商品の企画から販売まですべて担うという負担の大きさがありますが、価値のある商品を生み出せる自信があるならば、より多くの利益を見込むことができます。

2.卸売モデル

卸売モデルとは、仕入れた商品を仲介してクライアントに販売するというビジネスモデルです。たとえば、アクセサリー作家から作品を仕入れ、それに利益を上乗せしてクライアントに販売するスタイルが、卸売モデルということです。卸売モデルでは、自分で商品を開発する必要がないため、コストが少なくて済むというメリットがあります。その反面、自分で商品を作る場合よりも利益が少なくなるのがデメリットです。
卸売モデルのビジネスは、取り扱う商品の変更が容易にできるなど、利便性の高さが魅力です。商品の売れ行きを確認しつつ、品揃えを調整することができます。その一方で、仕入先からの影響を受けやすいという弱点もあります。仕入先から商品を仕入れることができなくなってしまうというリスクについても考慮しておきましょう。

3.消耗品モデル

消耗品モデルとは、定期的に買い換えが必要となる商品を販売することで、長期的な利益を狙うビジネスモデルのことです。たとえば、プリンターを購入したクライアントにインクを販売したり、電動歯ブラシを購入したクライアントに交換用ブラシを販売したりするのが、消耗品モデルの一例です。
一度購入してもらえたら継続的な収入が期待できる消耗品モデルですが、ビジネスモデルを構築するまでに労力が必要です。クライアントに購入し続けてもらえるようなサービスを考案しなければなりません。また、継続して購入してもらうからには、カスタマーサポートを充実させていく必要もあるでしょう。長期的な利益を見込める分、長続きさせるための工夫が不可欠となります。

4.広告モデル

広告モデルとは、クライアントからの広告を掲載できる場を提供することによって、広告費で収入を得るというビジネスモデルです。もっとも身近にある広告モデルは、テレビ番組です。人気のテレビ番組は、番組の合間にコマーシャルを流すことによって、スポンサーから広告費を受け取っています。このように、なにか影響力のある媒体を持っているのであれば、それを利用して広告費を稼ぐというビジネスモデルを構築できます。
テレビほど大規模な媒体でなくても、広告モデルで収入を得ることは可能です。たとえば、影響力のあるサイトやブログを運営していれば、これを活用して広告費を稼ぐことができるでしょう。また、広告モデルによる収入が主力でなくても問題ありません。他のビジネスモデルと組み合わせるとともに、副収入として広告モデルを取り入れてみてはいかがでしょうか。

5.継続課金モデル

継続課金モデルとは、クライアントに継続的にサービスを提供することにより、定期的に収入を得るというビジネスモデルです。たとえば、月額で料金を支払うことにより利用できる動画配信サイトや、1年ごとに会費を支払うことで特典を受けられるアーティストのファンクラブなどがその一例です。このように、決められたタイミングで収入を得られるという点が継続課金モデルの特徴となっています。
継続課金モデルを成功させるためには、クライアントが離れていかないようなコンテンツ作りが重要となります。できるだけ長く利用してもらうことでより収益を上げられるビジネスですから、継続して支払いをしやすい適切な金額を検討しましょう。いかに解約を防ぎつつ新規顧客を増やしていけるのかが、継続課金モデルの成功にかかっています。

これらのビジネスモデルのパターンのようにビジネスを成功させるには、自身のアイデアを上手に既存のビジネスモデルに組み込んで完成させることが大切になります。では実際に経営者たちは自身のアイデアを考え出すとき、具体的にどんなポイントを重視して、最終的にどのようなことを重要視しているのでしょうか。
今回、全国の経営者100人を対象にした「多くの経営者がビジネスアイデアを出す上で重視しているポイント」のアンケートを実施したので、さっそく結果を見ていきましょう。

多くの経営者がビジネスアイデアを出す上で重視しているポイントとは?

<1位 どんな層の人に受け入れてほしいか>…33%

・ターゲットとなる客層をしっかり設定すれば、より明確なビジネスアイデアが生まれるからに他なりません。(女性・千葉県・59歳)
・重視する層に気に入ってもらい、リピーターとなってもらえるように企画やサービスを考え、提供している。(女性・岐阜県・39歳)
・まずは軌道に乗せることだと考えます。狙ったターゲットから収益を得て、それを元に拡大していきたいです。(女性・愛知県・46歳)

1位の意見では、「ビジネス=クライアントが居てこそ成立するので、まずはターゲットを絞る必要がある」と考える方が多い傾向がありました。ビジネスは自社だけで完結するものではないこともあり、ターゲットを的確に定めてクライアントの中に特定のファンを作りビジネスの安定に繋げていきたいと考える人の声が目立ちました。

<2位 どうしたら長続きする事業になるのか>…32%

・素晴らしいアイデアでも短期ではトータル収入は少なく、その場凌ぎのビジネスでしかないため。(男性・京都府・37)
・一瞬でブームが去るようなものよりも、細く長く、10年単位で長続きするものが理想的です。(男性・大阪府・32歳)
・長く続く会社はそんなに多くありません。そんな中でも少しでも長続き出来るように新しいアイデアを駆使して時代に対応して行く事が重要だと思います。(男性・茨城県・40歳)

2位の意見では、「長期的な利益の獲得を想定して時代にあまり左右されないアイデアが理想のアイデアである」と考える方が多い傾向がありました。また、事業を長続きさせることは事業の信頼感を得ることができ、最終的には利益拡大にもつながると考える人の声もありました。

<3位 事業をやってどんな目標を達成したいか>…19%

・単純に儲かる、儲からないではなく、その事業を行うことで自分はどうなりたいのかを考えるようにしています。(男性・三重県・53歳)
・単なるお金儲けだけでなく、どうやったら世の中が良くなるのかを考えています。(女性・栃木県・35歳)
・生活が便利になったり楽しく感じられる人が増える事業はやりがいに繋がる上に、良い仲間が集まってくる。(男性・静岡県・41歳)

3位の意見では、「たとえ儲けが出るビジネスであっても事業を通した自分の存在が自分の理想の姿になっているか、社会的目標を達成できているかを重視する」の意見が目立ちました。自分がそのビジネスに満足できないことには、いつかは事業自体に行き詰まってしまうでしょう。儲かる・儲からないももちろん大切ですが、その一方で世の中に良いビジネスを生み出していきたいと考える人の声も見られました。

<4位 どんな手段を使ってサービスを成り立たせるか>…16%

・ネットなど手法はだいぶ出尽くしているので、その中でどんな方法がいいか試行錯誤する。(女性・東京都・31歳)
・どんなに良い構想があっても戦術が伴わなければ成功はないと考えています。(男性・東京都・55歳)
・やりたいことを、どうやってビジネスとして成立させるのかを突き詰めて考える。顧客のニーズに応じたものであれば、結果は必ずついてくると思う。(男性・奈良県・41歳)

4位の意見では、「自分のやりたいことが見つかったらそれを成功へ導くための手段をまず検討する」の意見が見られました。近年では特にビジネスとインターネットが切っても切れない関係にあり、手軽に様々な手段を選択できる時代だからこそ「どんな手段でサービスを成り立たせていくか」の点がより重要視されているようです。

まとめ

アンケートの結果から、アイデアの切り口として「的確なターゲットの選定ができているか」「長続きする事業になっているか」などが重要視されていることがわかりました。このようなアイデアの切り口とビジネスモデルを掛け合わせることにより、大きなビジネスは生まれ続けています。
今回は5つのビジネスモデルの基本パターンを紹介しましたが、その他にも世の中には多種多様なビジネスモデルが存在します。自身のアイデアに色んな既存のビジネスモデルを組み合わせて、成功ビジネスを生み出すきっかけにしてくださいね。

参考記事
https://biz-shinri.com/business-model-9926#smoothplay2-1
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20120723/234764/
http://rubymarketing.jp/blog/business_model_10/

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Filed Under: ビジネスプラン, ビジネスモデル, 起業準備

あなたが人工知能や機械に仕事を奪われてしまうたった1つの理由とは?

2017年4月13日 by QiiQ inc.

夫が減給・・・生活出来ないです。

主人28歳 私30歳 子ども小学校1年生 です。

主人は今まで残業・休日出勤しており、
手取り20万程度
それが、今月から休日出勤や残業をして悪くなり4万程度減給になりました。

私は週5日のパート手取り7万から7万5000円程度です。

主人は前妻との子供がおり養育費4万払ってます。
ですので実際手取りは12万程度・・・
そこから主人の保険・携帯・他パソコン等の通信費支払い。
残り9万円
家賃55000
水道5000
電気5000
ガス10000(大家さんが契約してるガス会社単価が高い・・・)
小学校・学童20000
-5000円

私、65000(-5000円しました。)
携帯・学資保険・ほか保険20000
主人小遣い、ガソリン代15000
私ガソリン代5000
残り25000円

この残りで食費や雑費を回してます・・・というか絶対回らず赤字。
田舎なので私も主人も車あります。

貯金・・・私が独身時代に貯めた150万円。(ここから、車検や車税払ってます。)
切り崩して使わなければ250万円程度あったはずです。

この先どうやって生活していけば・・・
主人は掛け持ちでバイトを探す予定。私もフルか派遣を考えています。
私は何も使える資格がないので、本当にこの先不安です・・・。
どこを、どう削って行けば生活に余裕が出るでしょう(;_;)
減給前ですら本当にギリギリだったので、この先餓死してしまいそうで不安ばかりです・・・

Yahoo!知恵袋より

 

確かに、これはAIや機械化が原因かどうかははっきりしません。
しかし、今後いまある仕事がそのままあるとは限りません。いまのままの給与を続けてもらえるかどうかは、まったく未知数です。

オックスフォード大学が2013年に発表したデータとして、様々な職業がコンピューターに変わられる確率が高いものとしてリストアップされていました。

その一部をリストアップすると・・・

銀行の融資担当
不動産仲介
レストランの案内係
保険の審査担当者
レジ係
ネイリスト
ホテルの受付係
データ入力作業員
クレーム処理
経理の事務員

・5年後には、「法律、会計/財務、医療」の分野では急速なAI化が進む。
・10年後には、監視業務、EXCELで売上をまとめる、といったルーティンはAIの得意分野なので確実になくなる。
・グーグルCEO「20年後、あなたが望もうが、望むまいが現在の仕事のほとんどが機械によって代行される。」

という見解が主流になってきています。

 

奪われる人とそうではない人の違い?

人工知能が行き渡る社会で必要とされる人材とはどんな人材なのでしょうか。

そのとき、AIや機械が全部仕事をやってしまい、人間はいらなくなるのでしょうか?

もちろんそんなことはありません。

・人間対人間の高度なサービス
例)高付加価値な接客、コンサルティング
・クリエイティブな分野
・データ分析/予測に基づく判断

といった部分はまだまだ人間がやらなければなりません。
つまり、そういう業務を行う職業を選択するか、今のうちに自分を鍛え上げておくことが重要になります。

つまり、突き詰めて考えると、
「仕事を任せられるスキルや資格」を身につけておく
ということになります。

ここで
「よし、スキルを身につけよう!」
「資格の勉強をしよう」
といきなり考えてしまうのはちょっと待って下さい。

それはせっかちすぎます。
単にスキルや資格があれば、食いっぱぐれないかというと、そんなことはありません。社会に必要とされるスキルや資格でないと、意味がありません。

さらに、思考の枠組みを大きくしてみると
「仕事を『任せられる』スキルや資格」
という考え方を変革する必要があることに気がつくかもしれません。

そもそも、自分が何か「作業」をする立場や立ち位置だから、「AI」に仕事を取られるわけです。そうではなくて、自分が誰か(何か)に仕事を「任せる」ポジションに立つという風に考え方を展開してみてください。

こういう風に考えると、スキルや資格というとすぐに頭に思い浮かぶような、「簿記」、「英語」、「プログラミング」という個別のスキルが大切なのではないことに気がつくはずです。

むしろ、そういう個別のスキルを持った人、あるいはそのスキルが産み出す結果をどう活用するのかを考えることができるノウハウやスキルを持っていれば、「任せる」ポジションに立てることになります。

結局、仕事が「無くなる」と恐怖感が生まれるのは、給料を「受け取る」立場にいるからです。そうではなくて、むしろあなた自身が給料を「支払う」立場になることができればAIやら機械化などは恐れることはでありません。

むしろ、それで業務が効率化していくわけですから、自らの収入を増やすチャンスとさえ考えることができるでしょう。

したがって、「AIや機械化で仕事を奪われてしまう」と過敏になっている人は、給料を「受け取る」ものであるしか考えていないからです。その考え方を持っている限り、自分と同じ仕事をAIや機械がやってしまえば、置き換え可能という状態におびえるしかありません。

 

スキルがあるかどうか?

 

これからやってくる人工知能社会において、必要なのはやはり「スキル」であることには間違いありません。
しかし、ここで必要とされる「スキル」は、これまで重要だと言われてきた、簿記や英語やITの「スキル」ではありません。
ここで考えが止まっていると、「AIが置き換わってしまう、、、」と恐怖感に襲われるしかありません。

実際、今後本当に必要な「スキル」は、その「置き換え可能な」人材を使って、稼ぐ仕組みを作れる「スキル」になります。
これはつまり、自分の王国を作ることです。

この王国を作るときに、簿記ができるかどうか、プログラミングができるかどうかは大きな問題ではありません。あなたにできなければ、できる人を見つけて国民になるか、協力を依頼すればいいだけです。

それより、あなたの王国の国民になりたい、協力したいと思えるような「建国理念」をしっかりと構築できることです。あなたの王国の建国理念が確固としたものであれば、あるほど安定的に成長していくことになります。

この建国理念は言い換えると、あなたの王国の構造です。
ここでいう王国とはあなたのビジネスそのものです。
つまり、あなたのビジネスの構造を確固たるものとできるスキルを持っていさえすれば、AIが普及してきても特に焦ることはありません。

では、どうすればあなたが今後10年、20年と困ることがないビジネスを作り上げることができるのでしょうか?

 

安心して下さい。
そのために用意されたビジネスアイデア発想法があります。

その発想法は、ゼロから1を産み出すために過去1061個のビジネスを研究して作りだした枠組みいに基づいて構成されています。

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Filed Under: 会社設立, 副業, 起業 ノーリスク, 起業準備

中高年失業からの起業。仕事が見つからないなら自分で作る

2016年10月2日 by QiiQ inc.


失業しているという人の割合である失業率。

現在、女性よりも男性のほうが失業率が高い状態となっています。

特に中高年の男性は悲惨な状態となっているケースがあります。
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経営計画の立て方、小規模事業者におすすめの方法は?

2016年9月30日 by QiiQ inc.


起業して事業を始めると、とにかく忙しくて毎日がてんてこ舞いというケースをよく見かけます。

経営者自身、忙しさのあまり目の前のことを処理するのに手いっぱいになりがちです。

こういう場合、「忙しい=仕事がある」ということで、何だか安心してしまう人が多いようです。
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経営計画書作成は会計的視点からでは意味がない?

2016年9月27日 by QiiQ inc.


経営計画書は会計的な視点から書かれているものが多いと言われます。

これは昔、経営計画書というものが海外から伝えられた時に、その書き方を講義することになったのが会計士など会計の専門家であったためと言われています。

そのため数字を使った経営分析や経営目標が盛んに喧伝されていたのです。
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